〝音斎処〟

I Want A Music Using Rear Laser Audio


〝音斎処〟

2024〝音斎処〟予定

2024〝音斎処〟予定

 3月23日(土)  ビートルズ新曲&〝新〟赤青盤(旧盤未収録曲)
 (変更)4月27日(土) 大瀧詠一特集・Each Time 40周年盤 他
 (変更)5月25日(土) デヴィッド・フォスター作品集 by 安藤浩二氏
 6月22日(土)
 7月27日(土)
 (変更)8月24日(土) ピーター・バラカン出前DJ@安藤邸 / 開催決定
 9月28日(土) 60年代日本のプロテストソング(関西フォークを中心に)
10月26日(土)
11月      開催未定

 〝音斎処〟は3月から10月の第四土曜日に恵那市岩村町にある古民家・安田邸にて13時から約2時間ほどの開催を基本としています。
 〝音斎処〟は一言で言えば「レコード鑑賞会」です。バイナル・レコードを光学式ターンテーブル(株式会社エルプのレーザー・ターンテーブル©️)で楽しんだり、CDを始めとするデジタル音源をビンテージ・オーディオと大型スピーカーで楽しんだりと、音を楽しむことを基本としています。
 〝音斎処〟は入場無料です。会員制でもありません。好きな時・好きな会に来て、つまらなければ途中で帰っても良いです。『来る者は拒ます、去る者は追わず』が基本です。
 聴きたいレコードの持ち込みも歓迎です。またご自身で紹介したいレコードやアーティストの特集を企画し提案されることも歓迎です。

 上記『』印の会は、テーマ未定です。ご希望のテーマ/アーティストがあればお寄せください。

〝音斎処〟からのお願い:
 どなたか「ローリング・ストーンズ」に詳しい方、大好きな方の特集企画をお願いできませんか?
 開催日は上記『』印を基本としますが、ご要望があれば他の開催日と調整します。但し、第四土曜日以外の要望にはお応えできません。

問い合わせ先:
〝音斎処〟開催に関する問い合わせは、電子メールにて下記アドレスへお願いします。
On-Site@tajimiyori.com

開催場所:
恵那市岩村町・安田邸は下記座標をGoogleマップに入力してください。
35.365863, 137.439828

パクリとカバーに関する一考察

20230826_TXT


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〝音斎処〟@カフェー 清涯荘  知足従心ツアー第4弾

11 カフェー 清涯荘 E

さて私自身の古希記念『知足従心ツアー』も最後の開催となります。
最終開催は、今までと違い全く初めての場所、瑞浪の山の上、旧中山道の宿場の地に。ピーター・バラカン氏をお招きしての出前DJとなります。
東濃の地にピーターさんをお招きしての出前DJは、2018年以来二度目となります。前回の『掘っ立て小屋風の場所』(ピーターさん談)から大幅に進化して、今回は広大な見晴らしを誇る場所‥‥その名も『TEN KHU Lounge(天空ラウンジ)』での開催となります。

〝音斎処〟@明知鉄道  知足従心ツアー第3弾

07 レコード列車 1

八年ぶり、通算五回目のレコード列車です;
知足従心ツアー第2弾の酒蔵とは異なり、ややデッドな空間だと記憶しています。
レーザーターンテーブルの特徴を知った時に直ぐに思い浮かんだのが、走る列車でのレコード再生です。

明知鉄道・明智駅/恵那駅往復の音楽列車;片道役1時間、往復役2時間で、さてどんなレコードを聴こうかとただ今考え中です。
前半はいつも通り私のわがまま選盤/選曲で、復路は皆さん持ち寄りの盤を楽しもうと考えています。

〝音斎処〟@岩村醸造  知足従心ツアー第2弾

05 岩村醸造 
さてゴールデンウイーク(GW)も近づいて参りました。岩村を含む恵那市近辺では田植えも始まる頃となります。
更に今年は、この岩村でもロケが為された
映画「銀河鉄道の父」がGW中の5月5日(金・こどもの日)に全国公開が始まります。これを受け、岩村では4月28日(金)から6月25日(日)のあいだロケ地展「ロケセット展」「ロケ地パネル展」「ロケ地写真展」「ロケ地めぐり」など)が開催されます。またネットではロケ地マップも紹介されています。
こうした中「知足従心ツアーの第2弾 
〝音斎処〟@岩村醸造」を5月20日(日)に開催します。 

〝音斎処〟@京屋家具店 知足従心ツアー第1弾

音斎処imeLineMovie-訂正版

動画の撮影・編集・使用許可は三園力三さんによります。


テーマ
〝音斎処〟@京屋家具店

楽器としてのドラムについて:資料
佐藤氏資料1

リンゴの演奏について:資料
佐藤氏資料2

2023〝音斎処〟始めます

03 京屋家具 b〝音斎処〟@京屋家具店P1〝音斎処〟@京屋家具店p2〝音斎処〟@京屋家具店p3〝音斎処〟@京屋家具店p4

2023年知足従心プロジェクト

2023年の〝音斎処〟は『知足従心プロジェクト』と称して、安田邸を飛び出し『未知との遭遇 Close Encounter of Four Kinds 普段聴けない場所で聴くレコード&/ライブ だけじゃない 四つの体験』と銘打ったツアーを考えています。その概要は、三月・京屋家具店(映画ロケ地での音楽鑑賞会)、五月・岩村醸造(老舗酒造の酒蔵でSP盤を聴く会)、七月・明知鉄道(走る汽車でレコードを聴く会)、九月・カフェー清涯荘(絶景のラウンジでピーター・バラカン氏のDJを聴く会)と、隔月のツアー型式です。
このツアーの実現には、皆様の強力なご支援が必要です。
2023年もどうか〝音斎処〟のご支援を宜しくお願いします。

11 カフェー 清涯荘・賛同

2023年の〝音斎処〟は‥‥

コロナの中の〝音斎処〟99

〝音斎処〟今年最後は

コロナの中の〝音斎処〟11

〝音斎処〟10月

コロナの中の〝音斎処〟10

いわむら城下のおかげ祭り

お陰祭りの〝音斎処〟10

SONY 8 CHANNEL MIXER MX-710図説

SONY 8 CHANNEL MIXER MX-710図説
↑クリックで大きな図表が開きます

MX-710解説

グラシン紙によるLP内袋の自作


< 
グラシン紙によるLP内袋の自作 >

今年の〝音斎処〟予定

コロナの中の〝音斎処〟

今2022年も恵那岩村の安田邸にてヒッソリと開催します。
開催日は、例年通り、毎月第四土曜日の13時より。

レコード盤を洗う

レコード盤を洗う・動画

ジャケットの洗浄

ジャケットの洗浄動画

ミューゼオ

今年に入ってから細々と続けているのは、〝音斎処〟に寄贈されたり、安田邸に所蔵されているレコードの見える化だ。
去年の今ごろから考えていたのだが‥‥その時はファイルメーカーでデータベースでも作ろうかと思っていた。考えてみればこれは結構な出費と手間がかかるし、一番の問題はネット上でのアクセスを考えると技術的な問題が大きい。若い頃ならともかく、この歳になって頭の固くなった自身でそんなことに取り組むのは、考えただけで難儀だ。
そんな折り‥‥昨年末に近づいた頃、ミューゼオというサービスに出会ったのだ。(詳しくはこちらで; 
https://muuseo.com/ )
本当は今年の元旦からデビューしようと画策していたのだが、アカウント開設時の手違いから二日からのスタートとなってしまった。
今年に入ってから二ヶ月近く、以前から洗浄・補修・試聴を終えて、紙のリストをつくり段ボールに入れて保管してあった盤を、再度引っ張り出し、1枚1枚写真を撮り、エヴァーノートにリストと写真を整理し直した後、このミューゼオに作成した〝音斎処〟用のスペース、ミュージアムと呼ぶらしい、に登録し続けている。( 
https://muuseo.com/On-Site-Iwamura#entrance )
このサイト、ミュージアム自体は誰でも見ることができるようなので、〝音斎処〟に集まったレコード盤の
見える化にはうってつけである。是非一度除いてみて欲しい。

こうしたサービスの一番のメリットは、開発コストを負担せずにサービスが利用できること。つまり、無料で利用可能だということだ。逆にデメリット、というか不安は、いつこのサービスが無くなっても文句は言えないことだ。とは言え、ネット上の無料サービスはこんなところまで来たのかという、ある種驚きともいえる感慨を持っている。

このサービスを利用することで、〝音斎処〟の新たな可能性も見えてきた。

例えば;
〝音斎処〟安田邸でレコード・コンサートを開催したいと思う人が、ミューゼオにある〝音斎処〟のコレクションの中から選択した盤でコンサートを構成する:
〝音斎処〟のアーカイヴ・ドネーションを希望する人が、ミューゼオにある〝音斎処〟のコレクションの中から選択した盤をアーカイヴ依頼できる:
みたいな‥‥。

今はレコード盤が中心だが、ヴィンテージ・オーディオ機器の登録が済めば、ミューゼオを通じて冬場のオーディオ機器のエイジング・サポーターを募ることもできるかもしれない。

そんなこんなで色々妄想は広がるが、まずは地道にアイテムの登録が必要だ。

九月の〝音斎処〟

今年の〝音斎処〟も9月・10月・11月と、三回を残すのみとなった。

ご存知の通り、今年はコロナ・ウイルス感染症の影響で、(私は開催を支持していないが)あの世界的商業スポーツ・イヴェントも延期を余儀なくされたわけで、世間的には殆ど影響力を持たない〝音斎処〟はと云えば、当然の如く、当初の予定を大きく変更せざるを得ないのである。

例年なら『次回〝音斎処〟は◎◎の特集です。ドンドン岩村の安田邸においで下さい。』的な、拙いポスターとSNSで告知をしていたのだが、今年はどうもそうしたものもはばかられるので、細々と「やります。やってます。やりました。」とお知らせするに止めている。

で、そんな中、次回9月26日(土)〝音斎処〟は‥‥

〝 戦争を知らない子供たち 〟
きたやま おさむ
を 戦争を知らない 大人たちが 聴く

きたやまおさむ


です。

6月の〝音斎処〟

緊急事態宣言が解除されたとは言え、まだまだ油断のできない日が続いています。
皆様元気でお過ごしのことと思います。そろそろStayHomeも限界‥‥との思いもあるかも知れませんね。

さて〝音斎処〟ですが、今年初めには下のようなスケジュールを考えていました。処が、予想外の事態にこのスケジュールは大幅な変更を余儀なくされています。
実際には、3月28日の今年第一回目だけは通常通り開催できました。当日10名程がお集まりくださり、その後も感染クラスターとなることはなく無事過ごしてきました。
4月、5月は緊急事態宣言もあり、安田邸の空気の入れ替えとオーディオ機器のメンテナンスのみを目的に、第四土曜日に安田邸に訪れていました。

緊急事態は5月25日に解除宣言が出され、26日からは我々の生活のあり方も新な段階となっております。
こうした中、6月の〝音斎処〟ですが通常開催としたいと思います。
ただ年初のスケジュールではなく、このStayHome期間中に皆さんが新に入手したり、改めて聴き直したりした盤などをお持ちいただき、〝音斎処〟で大音量で聴きたいと思います。

とは言え、先述の通りまだまだ油断できない状況であり、今後再び緊急事態宣言が出されるやも知れません。6月の〝音斎処〟でお会いできるよう、日々自重していきたいと思います。

6月の〝音斎処〟は、生存確認会???‥‥お好きなレコード盤をお持ちください。皆で聴きましょう。

 【今年やろうとしていたこと】

今年の予定2020

〝音斎処〟の開催について

〝音斎人〟の皆さんへ
2020年5月14日に愛知・岐阜・三重の三県は緊急事態宣言が解除されました。
ただこうした状況下〝音斎処〟は開催準備が整っていないため、5月23日はレーザーターンテーブルを使ってのレコードコンサートは行いません。
開催場所である安田邸の空気の入れ替えと、ビンテージ・オーディオ・セットのメンテナンスには参ります。🎼😷


本4月10日の愛知県並びに岐阜県の「非常事態宣言」に合わせて、隣県相互への移動、不要不急の外出の徹底などが求められることとなりました。
〝音斎処〟についても、一般的な意味で『不要不急』の部類となります。従いまして皆様の節度ある行動を求めることとしました。
〝音斎処〟は毎月第四土曜日の開催ですので「中止」とか「延期」との表現は使用しませんが、同時に〝音斎処〟への積極的な参加の呼びかけもしないこととしました。
毎月第四土曜日は安田邸の空気の入れ替えやら機材のメンテナンスのために現地を訪れますが通常のレコードコンサートは行いませんので、御承知置き下さい。
何よりも皆様のご健康をお祈りし、また〝音斎処〟でワイワイがやがやレコードを楽しめることを願っております。

2020年最初の〝音斎処〟は無事終了しました

本日の〝音斎処〟は無事終了しました。
今日の岩村は天気の所為もあり結構寒かったです。
次回は四月25日(土)です‥‥。


〝音斎処〟200328

今こそ聴きたい戦時シェラック盤

防諜とは

なんと言っても『未曾有』を『みぞうゆう』と言うところがなんとも今日的だと思うのだが、戦争中はそう読んでいたのかも知れないと思ってしまう。
そんでもって現政権の著名閣僚は、こうした戦時の録音などをキチンと勉強していて「みぞう」とは読まなかったのかも知れないと思ってします。
ま、であればちゃんとこうした出典を示して欲しかったけど。

ハイレゾってナニ

ハイレゾってナニ

LVmでノイズ取り 「フォークダンスDE成子坂」みたいに

LVmでノイズ取り

ななきさとえ『パンドラの呪文』CD化の意義

ななきさとえCD化の意義

今年最初の〝音斎処〟

〝音斎処〟200328

〝音斎処〟新春会

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2月8日(土)は〝音斎処〟の新春会@安藤氏別邸、音セレブを迎えてのジャズライブでした。 約30名の方々が集い、ジャズ演奏に酔いしれ、美味しい食事と歓談を満喫しました。
今年は〝音斎処〟を初めて6年目、第四土曜日の定期開催を初めて5年目になります。 こうして続けられるのは支えてくださる多くの方々のおかげです。今年も皆様を飽きさせないような特集を、と考えていますので、引き続きご支援をお願いします。

ななきさとえさんのCD、発売日が決定しました




〝音斎処〟新春会

〝音斎処〟2020新年会

〝音斎処〟冬眠中

〝音斎処〟2020

2019年の〝音斎処〟

2019〝音斎処〟

どうしても伝えたいBeatlesのこのコード進行

7月の〝音斎処〟では、英国での公式オリジナルアルバム12タイトルから三つを選んで、録音機材の違いのよる音づくりと云う観点から紹介しました。
私の好きなアルバムは、実はその中の二つ、 A Hard Day's Night と Abbey Road なのですが、これらのアルバムに収録されている曲が最も好きだ、というわけではありません。
今回は、私の最も好きな楽曲四曲をその理由とともに紹介したいと思います。

好きな理由を説明するに当たり、五年目の〝音斎処〟で初めて、ギターによるコード進行の解説という、凡そ音楽理論とは縁遠い私が行うというところに、〝音斎処〟の〝音斎処〟らしさがあると思います。

まず今日紹介する四曲を、さわりの部分だけ連続で聴いてもらいます。
紹介順は私の好きな順ということで.....


一曲目:You’ve Got To Hide Your Love Away

二曲目:It’s Only Love

三曲目:And Your Bird Can Sing

四曲目: We can work It Out

You’ve Got To Hide Your Love Away

邦題「悲しみはぶっとばせ」は、高嶋弘之(あの高嶋ちさ子の父親)による命名だそうです。
五作目のアルバム HELP ! 邦題『四人はアイドル』のA面3曲目に収録されている曲です。またこのアルバムは同名映画のサウンドトラック盤でもあります。アルバムの日本発売は1965.9.15 (昭和40年)のことです。

この曲はジョンの作品で、ボブディランに影響された曲と言われていて、ジョンの苦悩の時代の曲で、非常に内面的な詞になっています。

この頃になると四トラック・レコーダーでレコーディングされています。

特徴はドイツ製フラマス・フーテナニーの十二弦ギターで映画でジョン自身が演奏しています。

この曲の影響で高校一年くらいに12弦ギターを購入しました。当時確か八千円だったと記憶しますが、アリアギターで有名な荒井貿易(千種公園近くにある)にて購入しました。ギターとしてはそれほど優れたものではなく、合板製でメーカー名の表示がどこにもついていません。当時としても12弦が八千円で買えると云うのは、かなり破格だったと思います。

この曲のコード進行の面白さと言うのは、
G→Dsus4→Fadd9→C→G C→Fadd9→C(→D)この繰り返し二度目のあと、Dのまま小指でクリシェ
C、Gのコードフォームが通常と異なり1弦G音を小指で押さえたまま
これはコーラス部のDsus4→D→Dsus2→Dのコード進行のための伏線か?
私の感想は、ギターで遊んでて思いついた曲ではないか、と思っています。云ってみれば小指のマジック

It's Only Love

これもアルバム HELP!のB面2曲目に収録された、ジョンの作品です。
wikiによると、この曲をジョン本人は好きでなかったとのことですが‥‥。
この曲ではコードを弾くギターの音は殆ど聴き取れないが、アルペジオ風にギターが弾かれている。

この曲は、イントロで入るメロディーが曲全体のテーマ、モチーフとなっています。
コード進行は、先の曲と殆ど同じ Dsus4→D→Dsus2→Dで(但し、この曲は5カポで)、最期に装飾音としてDaugを加えたもの、小指で押さえる弦の位置が異なるだけ
モチーフの主音の最期の音が半音下がる構成になっている。

単音で弾くと違和感があるが、コード進行の中ではこれが気持ちよい、ちょっとお洒落な音となっている。但し、楽曲ではギターコードとしてハッキリ聴こえるわけではない処も味噌かもしれません。

このDaugの様に「aug(オーギュメント)」が付いたコードと云うのは、余りポップミュージックでは無いコードではないかと思います。ジャズでよく使われるコードのようです。

「悲しみをぶっ飛ばせ」のコード進行『Dsus4→D→Dsus2→D』でこの曲のテーマが弾けてしまうのも面白いところです。
「悲しみをぶっ飛ばせ」とは異なり、ここで使われるGもCも小指なしのコードフォームになっています。


And Your Bird Can Sing

7作目のアルバム Revolver のB面2曲目に収録されています。
このアルバムの日本発売は、 1966.10.5 (昭和41年)です。
アルバムのタイトル 「Revolver」 は、長い間『革命』から来ていると思っていましたが、レコードがらみのRPMの revolution (回転)から来ているというのが本当らしいです。発売当時の解説ではレヴォルバー(拳銃)がらみ説もあったと記憶しますが、今となっては定かではありません。

これはジョンの作品でドラッグ体験説がある楽曲です。

ポールとジョージのエピフォンカジノによるツインリードが曲全体を印象づける作品で、詞を聴かせる部分はオープンコード主体の簡単/単純なコード進行となっています。
GからDへの移行のためか?Gは小指有りのコードフォームが使われています。

この曲のコード進行は、bridge部分がキモだと思います。そのコード進行は F#m→F#m(maj7)→F#m7→B7 で、これはクリシェ(バロック音楽の手法、らららクラシックで解説された)で『同じ和音が長く続く時、構成音の一つを半音・全音づつ変化させて行くこと』、四弦の音が半音ずつ下がって行くのが特徴になっています。

このコード進行をカッコイイと思った最初の曲は実は「夏よおまえは」‥‥1970.6.1 ベッツイ&クリス の曲で、F#m→F#m(maj7)→F#m7→F#m6と言う流れで使われています。
更にこの同じコード進行をやや早めに連続して弾くと、辺見マリの「経験」(1970.5.11)のイントロになるのがオモシロイ‥‥

この楽曲は曲の終わり方がまた良いと思います。ギターコードではG/Dつまり、実際には2弦から4弦までの開放弦を弾く下ろす形です。レコードではギターの4絃相当の音がポールの弾くベースで連続して流れてきます。


We Can Work It Out

邦題は「今日を抱きしめよう」:素直に訳すと「我々はうまくやって行けるさ」? 
今日紹介の中で唯一シングル発売された曲です。但し、CD未発売となっているアルバム「オールディーズ」には収録されています。「オールディーズ」の日本発売は 1966.1.15(昭和41年)です。
ジョンとポールの共作と言われていて、主にポールが作曲したと云われています。

この曲のコード進行は、前三曲の集大成ともいえるもので、 D→Dsus4→D→Dsus4→C→D
 と、いたって簡単なコードで構成されています。C、Gは小指有りのフォーム

bridge部で低音部のクリシェが異なるコード進行で二回繰り返されるのが聴き処で
一回目;Bm→Bm/A→G→F#7sus4→F#7
二回目;Bm→Bm/A→Bm/G→Bm/F#7
単音でシ・ラ・ソ・ファ#のクリシェを使っていて、ここがある意味超カッコいいところだと思います。

後々気づいたのですが、このクリシェ部分の『シ・ラ・ソ・ファ#』を単音でゆっくり弾くと、五輪真弓さんの「恋人よ」のイントロの通奏低音になるようです。

最後のオルガン部分のコードはD→Dsus4の繰り返しのような感じでアクセントがつけられています。

映画イエスタデイ

映画イエスタデイ

昨日(2019/10/16)は久し振りに映画を観に名古屋へ出かけた。
場所は、名古屋・伏見ミリオン座だ。この四月から、御園座近くから、長者町に移転したのだが、移転後初めて訪れるのだ。

名古屋地下鉄伏見駅は、浪人時代に通い慣れた駅だが、もう40年近く前のこと、その当時とは全く異なる駅となっている。当時は利用客の少ないちいさな駅で、地下鉄鶴舞線も開業していなかった。
その頃のわたしの感覚では「伏見駅=繊維街・長者町」だったが、肝心の長者町には全くと云って良いほど行くことはなかった。
「伏見駅=繊維街・長者町」という感覚は、駅構内から通じていた「地下鉄伏見駅商店街」から来るもので、恐らく浪人時代に一度か二度この商店街を通ったことがあるにすぎない。当時から「地下鉄伏見駅商店街」は独特の雰囲気を持つ場所であったが、最近またテレビなどで採り上げられる機会が増え、何となく行きたくなっていた場所だ。

映画「Yesterday」は、今月11日から封切られ、ミッドランドやイオン等でも観られるが、伏見ミリオン座にしたのは新装開店の雰囲気を味わいたかったのと、この「地下鉄伏見駅商店街」を歩いてみたかったからでもある。

映画「Yesterday」については、ネタバレが色々あるのでここでは書けないが、26日開催の〝音斎処〟用にネタの仕入も兼ねていた。

〝音斎処〟191026


残念なことにと云うか、予想通りと云うか、映画「Yesterday」に出てくるビートルズの楽曲に今回〝音斎処〟で紹介する曲は入っていなかった。
この点については、ある意味ホッとしていると言って良いのだが‥‥。

さて「地下鉄伏見駅商店街」の話に戻ると;今回の散策でちょっと素敵な喫茶店の存在を知った。
詳しくは
こちらのサイトに譲るが、マスターが音楽好き・ビートルズ好きとすぐに分かるお店の雰囲気がとても気に入ってしまった。

店に入ってまず気づくのは、JBLのスピーカーが二組、そしてエレキギターが飾られていること。オーディオラックにはアキュファーズのアンプとビートルズのアルバムを含むLPが50枚ほどか。
お許しを得て、LPを見させて頂いた。気になったのは、ディアゴスティーニから2017年に発売されたザ・ビートルズ・LPレコードコレクションの創刊号「アビー・ロード」が封を切らないまま‥‥。ビートルズのアルバムは恐らく全て揃っていそうで、手に取ったのは「オールディーズ」‥‥1976年来日10周年を機にレコード番号を一新して再発された盤‥‥恐らくこのシリーズで全ての盤が揃えられているようだ。
一目見て、殆どかけられていないようで、とても丁寧に扱われている盤なのが判り、新品同様、帯付きの日本盤極上品である。

スピーカー、アンプ、レコードが揃っているのに肝心のプレーヤーが見あたらないので、その点をおたずねしたら「ここにあるんですよ」と秘密の扉(?)をあけて頂けた‥‥ヤマハの高級プレーヤー、恐らく1980年代前半の製品だった。
マスターは、私よりもお若い、まだ50代と言うことでしたが、中学以来のビートル好き、音楽好きで、今もバンド活動をやられていると云う。
入る時には気づかなかった、お店の向かいの壁に設えられたショウウインドウにもビートルズグッズとギターが飾られているのを、マスターの奥様にご説明いただいた。

見ず知らずの、一見の私にも、親切に丁寧にお話しいただき、とても有意義な時間を過ごすことが出来感謝感謝です。

音楽好き、ビートル好き、オーディオ好きの方は、是非一度お立ち寄りされることをお勧めします。

 ※ 「地下鉄伏見駅商店街」については、
こちらのサイトがより詳しく解説されています。

英語の発音について‥‥或いは日本の英語教育について

たいそうなタイトルだが、実は内容はない。
この音源が全てを語っている。

画像は 2019年9月8日付け中日新聞13面教育 より。

中日新聞 (3)

そうだよ、発音に自信持って‥‥こんな間違った発音でもレコード出して、何十年後にもこうして間違った例として使われるけど、彼は自信をもって歌ってるんだよ
誰か教えてやれば良かったのにね〜と今では思う。



中日新聞 (2)

日本人歌手の多くがこの「子音」をキチンと扱えていない。英語ネイティヴは我々には聴き取り得なくてもちゃんと発音しているし、音を出していなくても口の形は「子音」を作っている。
こんなことは一々教えられなくても洋楽を聴き込めば自然と判ってくるし、同じように歌えば判ってくる。

DDPファイルについて

レーザーターンテーブルを使ってデジタイズした音源を用いて市販できるCDを作成するというプロジェクトを、自分の中で勝手に立ち上げて色々調べている。
元々は、ななきさとえ(
@satoenanaki)さんが、ご自身のアナログ盤からCDを作成し流通させたいと考えられた事が、上記プロジェクトの遠因となっている。

〝音斎処〟でアナログ盤のデジタイズをしてアーカイヴ化するとの試みは三年ほど前から行っていて、既に三十枚近くをハイレゾ(192KHz 24bit)でDVDメディアに、MP3ファイルでCDメディアに整理してきている。
これはあくまでも音源データを残すためのであり、市販を意識しているわけではない。従って、JANコードやISRCコード、或いは楽曲データ(例えば、曲名やアーティスト名など)とかアルバムフォトなんかも全く気にしていない、本当に音源だけを収めた物なのだ。しかも、何枚も作るわけではない。〝音斎処〟のアーカイヴ用としては1枚で十分だ。基本的に音源データとしてパーソナルコンピュータでアクセスできれば良いと考えている。

処がどっこい、市販CDはそんなわけに行かないらしい。その理由は色々あるが、私が考えるに最大のものは、どうも大量生産にあるらしい。1枚のCDやDVDを作るのと違い、大量のコピーを一度に効率良く作成するにはキチンとした大本(おおもと)になるもの、つまりマスターが必要なのだ。しかも、そこには市販に堪え得る様々な情報、つまり音源以外の様々な情報が必要となってくる(らしい)。

と、此処まで理解が進むのに1ケ月程が必要だった。そして出会った単語がDDP(Disc Description Protocol)。Wikiには次のような説明がある。

◆◆◆
光学ディスク(CDやDVDを含む)の内容を指定するための形式である。
一般的に、DDPは複製のためにディスクプリマスターを引き渡すために使われる。DDPはプロプライエタリ形式であり、DCAの所有である。ファイル形式は無料入手可能ではない。
DDPには以下の4つのパートを含まなければならない。
1 音楽イメージ( .DATファイル)
2 DDP識別子(DDPID)
3 DDPストリーム記述子(DDPMS)
4 サブコード記述子(PQDESCR)
また、オプションとしてテキストファイルを含めることができる。これはトラックタイトルとタイミングを含むだろう。
◆◆◆

まぁナンテ難しいんだろうっ。この場合「煩雑で、めんどうだ」の意だが‥‥。
大量のCDをプレスするためには、プレス工場にキチンとしたデータを入稿する必要が有り、そのデータの形式がDDPということのようだ。

ここまでたどり着いたので、次にこのDDP形式のファイルを作ることのできるソフトウエア捜しにとりかかった。処がこれがまた一筋縄では行かない。というのも、音楽(楽曲)を販売するメディア/フォーマットとしてのCDは、既に「オワコン」らしい。殊にアメリカ合州国では完全にCDはオワコンであり、配信やサブスクリプションが主流となっている。従って、CD用のDDP作成対応ソフト自体オワコンらしい(ことをつい最近知った)。

ネットでDDP作成対応ソフトを調べていても、ここ二年くらいはアップデートしていないものが多く、特にMac用は極端に数が少ないのだ。もちろん日本語化されたソフトも少ないようで、色々と探し回ってもなかなかよさそうなのに行き当たらない。

ということで、非常に中途半端になってしまったが、もう少し勉強が進んだらまた報告したいと思います。

※此処までの探索で出会った参考になるサイトへのリンクを下記にまとめておきます。



レーザーターンテーブルについて

レーザーターンテーブルの話題が大抵「価格が高い」で終わってしまうのが残念だ。
個人が良い音質でレコード再生する「だけ」なら、確かに大きな出費だ。
しかし、レーザーターンテーブルはこの先何年待っても「安価」にはならない。逆に将来存在しなくなる可能性すらある「絶滅危惧種」なのだ。

購入価格が「高い」だけではない。メンテナンスにもそれなりに出費が必要である。
レーザーターンテーブルをアナログ盤再生装置の一つとして理解するよりも、高級外車と考えた方がより真相に近い。使わなければ能力を発揮できないが、使えば当然劣化する部分も出てくる。初期性能を維持するには保守費用が発生する。

レーザーターンテーブルの特徴のひとつは「無接触」であること。針や盤が消耗したり損傷したりしない。
今一つは「高出力」であること。フォノダイレクト仕様であれば400mVで出力可能である。
この二つの特徴により、レーザーターンテーブルは単なるアナログ盤再生装置を超えて、新な用途が拡がっている。
・新規アナログ盤の検盤
・絶版アナログ盤の復活
・絶版アナログ盤からのCD作成、ハイレゾ音源作成
・高出力であるため、デジタル処理時S/N比が高い
・フォノダイレクトによりイコライザー特性をRIAA以外にも容易に変更可能
・カートリッジがメーカーや品番により音に個性を持たせているのと違い、レーザーターンテーブルの音は唯一無二であり、盤同士の比較や他のオーディオ装置同士の比較の為の基準原器となり得る。

>>あと、一般には殆ど知られていないが、レーザーターンテーブルは振動と横Gにめっぽう強い。これは明知鉄道の気動車(ジーゼル列車)内でレコードコンサートをした経験によるもの。日本一の急勾配をフルスロットルで駆け上がる車中でも、Rのきつい部分での遠心力でも音跳びを起こさない、音溝のトレースを外さない。この音溝追随性は針振動で音を拾うカートリッジ式のターンテーブルとは比較にならない信頼性である。<<

こんな感じで並べてみると、個人の用途よりは、ミュージシャンや音源制作現場の方々、所謂「業界人」にもっと使って欲しい製品である。

〝音斎処〟ではレーザーターンテーブルを使用することが多いけど、カートリッジタイプのターンテーブルを使わないわけではない。
〝音斎処〟の基本的考え方に「レコードが収められた演奏の音量と同等の音量で聴くことが基本」と言うのが有り(かなり私個人の思い込み)、通常個人が家で聴く時の音量とは比べ物にならない音量で聴くことにしている。とは言え、ピークで方チャンネル30ワット出てれば良いところなんだけど‥‥。そんな音量でカートリッジタイプのターンテーブルを使うためには防振対策が大変だ。〝音斎処〟には1トン近くある鉄製のDJテーブルがあるから安心だけど、普通の家庭ではそこまで備えられない。実際自宅で、ピークで10ワットを超えるくらいでカートリッジタイプのターンテーブルを鳴らすと、結構シンドイ。だがレーザーターンテーブルだと安心なのだ。

#恵那市岩村町安田邸 #いわむら五っこ

12インチコレクション 追加分

6月13日にいただいた分の12吋盤のリストがやっと整理できました。
こちらでどうぞ!

ノイズ除去の威力

ノイズ除去(ノイズリダクション)がどれ程の効果をもたらすかを、シェラック盤により比較してみました。
音源は1955年発売の「田舎のバス」(中村メイコ)です。後にヴァイナルとして再発もされているようですが、こちらはオリジナルのシェラック盤78回転です。
ノイズ除去前の音源は 24ビット 192kHz のAIFF、ノイズ除去後は 16ビット 44.1kHz のWAVで、いわゆるCD品質です。

田舎のバス(ノイズ除去 前)

田舎のバス(ノイズ除去 後)

五十年前の自分の声を聞く

五十年前の自分の声を聞くと云うのは、歌手でレコードを残してでもいないと中々経験できないと思う。
終活の一環で、ボチボチではあるが身辺整理をしている中で、父親の残した膨大なオーディオテープの中から、やっと見つけたのがこのテープだ。
丁度中学三年の15歳の頃の自分の声‥‥今聞き直すと父親の声とよく似ていることに愕然としている。

それにしても、レコード盤と云い民生用の磁気テープ(オープンテープ)と云い、結構長持ちするもんだと今更ながら驚いている。
決して保管状態が良かったわけではなく、埃に塗れて忘れ去られていたわりに、再生音はキチンとしている。問題なのはテープそのものより再生装置だ。

レコード盤を手放す理由の最大のものは、再生装置が無いと言うのだが、磁気テープも同様、ひょっとすると現在ではCDもそうかも知れない。
幸い再生装置も残っていたので、こうしてデジタイズが可能だったのだが、再生状態は必ずしも満足の行くものではない。

〝音斎処〟は今レコード盤の修復と再生で手いっぱいだが、こうした磁気テープの修復や再生披露などもできればいいなと考えている。

磁気テープ

フォノシートの実力

フォノシート(或いはソノシート)の実力と
中山千夏さんの歌唱力の凄さ


ひょっこりひょうたん島 1960年代の小学生向け学習雑誌の付録と思われるフォノシートより。

 
ひょっこりひょうたん島1

 
ひょっこりひょうたん島2

現役当時は、雑誌のオマケ的にしか扱われていなかったフォノシートやソノシートですが、丁寧にノイズ除去を施してやれば、いまのCDとは比べ物にならない生々しい音が入っています。
しかも今となっては聴けないような歴史的価値のある音源も、ひょっとして収録されているかも知れません。
この音源の「ひょっこりひょうたん島」もそうした中の一つと思えます。なんせ、見ていた当時は余り感じなかったけど、これは超長篇ミュージカルだったんだって、このシートを聴いていても分かります。

この音源は、フォノシートをデンオンのDP-5000F+DL-103で再生し、(株)エルプの【eLPE-1】と【eLPE-プラス】を通してデジタイズしたものを、Mac用のノイズ除去ソフトで処理したものです。
CDと同じ「16bit 44.1kHz」のWAVファイルになっています。

フォノシートは侮れない

最近学習中のノイズ除去ですが、その過程でフォノシートとかソノシートと呼ばれるレコード盤の凄い実力を知ることとなった。
あんなに薄いヴィニール製のペラペラした物ですが、そこに刻み込まれた音と云うのは、想像以上に凄いものだ。

江利チエミ

〝音斎処〟への寄贈レコード 7インチ盤リスト

6月に〝音斎処〟への寄贈のあったレコードのうち7インチ盤のリストが出来上がりました。
こちらでご覧ください。

〝音斎処〟への寄贈レコード 7インチ盤リスト

〝音斎処〟への寄贈レコード 7インチ盤リスト

〝音斎処〟への寄贈レコード 12インチ盤リスト

〝音斎処〟への寄贈レコード 12インチ盤リスト

シェラック盤と文句カード

シェラック盤と文句カード‥‥と言われても理解できなかも知れない。

シェラック盤とは、日本で「SP盤」と呼び習わされているレコード盤のこと。海外では「78(SEVENTY-EIGHT)」とも呼ばれているらしい。で、何故「シェラック盤」なのかだが‥‥SP盤のSPとは「Standard Playing」を表すレトロニムであり、日本の敗戦後に登場したLP盤に対する語として使われ始めた。LP即ち「Long Playing」である。また海外での「78s」は毎分78回転することによる。で、私が思うのは、このどちらの用語も「帯に短したすきに長し」なのだ。

LP盤登場前にはSP盤とは呼ばれていなかったし、回転数は必ずしも毎分78回転だけではない。そこで、原料と云うか製造方法と云うか、に目をつけて、現在一般的に「レコード盤」と呼ばれている、所謂「アナログ盤」とか「ヴァイナル・レコード」との区別をしてみた。とは言え、この用語法は必ずしもわたし独自のものではない。ネット上には既にこの用語例も存在する。
私がこのシェラック盤という語にこだわるのは、自身のレコードに持つイメージが『割れるレコードと割れないレコードの二つ』に由来する。わたしの子供の頃(昭和30年代)は、レコード盤は割れるものだった。小学校の高学年(昭和40年代初頭)になって、放送部でレコード盤を扱うようになって気づいたのが、レコード盤は割れなくなったことだ。そんな理由で、割れるレコード盤の時代=シェラック盤、割れないレコードの時代=ヴァイナル盤、と区分することにした。ここで云う「割れる」「割れない」は、盤を落としてもと言う意味である。

文句カードとは、今で云えば「歌詞カード」のことだ。今年の春までは、この文句カードの存在を知らなかった。と言うのも、今まで手にしたシェラック盤には、一つとしてこの文句カードが付属していなかったからだ。この春、親戚から貰ったシェラック盤には、多数の文句カードが綴られた手帖様のものが含まれていた。
勿論、初見だった為、すぐにはその用途が理解できなかったが、色々調べてみてやっと「文句カード」との語に行き着いた。そして、文句カードとは歌詞カードのことだと判明したわけだ。

此れがまた面白いのである。歴史が詰まっているのである。内容も面白いのだ。日本文化の底流のようなものが読み取れる気がする。そんなわけで、追い追い紹介して行きたいと考えているわけだ。

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テイチク 五郎とその母 1540 1

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五月の〝音斎処〟

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さて月もあらたまり、騒がしい世間とは裏腹に、静かな田舎で時が過ぎゆくのを感じているワタクシですが、今五月の〝音斎処〟のお知らせです。
今月は久し振りにクイーンの特集です。一昨年に採り上げたテーマですが、昨年来のクイーン・ブームに再刺激を受け、今回もテーマとして採り上げてみました。
どれがかかるか判らない‥‥でもこれだけは外せない。皆そう思っているはずです。


クイーン オペラザの夜

クイーン (1)クイーン (4)クイーン (5)クイーン (6)クイーン (7)クイーン (12)クイーン (13)クイーン (14)クイーン (16)

なんか世間は騒がしい‥‥

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〝音斎処〟チラシ英語

新規コレクションリスト

今春〝音斎処〟のコレクションに加わった盤のリストです。


〝音斎処〟チラシ

四月の〝音斎処〟

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こんなのやっています

「いわむら五っこ」でこんなプログラムをやっています。
興味の或る方はご一覧下さい。

http://iwamura55.com/experience/レコード盤を洗ってみよう

〝音斎処〟冬眠明け

2019年冬眠明けの〝音斎処〟は無事終了しました。
23日当日は、常連さんである〝音斎人〟の皆さん同士で「本年も宜しく」との新年の挨拶も飛び交うほど和やかな雰囲気で、お互いの健康と〝音斎処〟で会える喜びを満喫されているようでした。

当日は、岩村に通い慣れている方でも予想できないくらいの寒さで、当地に住まわれる方でも『今日は寒い』と太鼓判を押される中、いつもより多めの休憩を挟みながら約2時間半ほど‥‥その後の懇親会(?)も含めると4時間程の楽しい時間でした。

主催者を入れると20名ほどで、ワイワイガヤガヤの立ち話は、話題も豊富で、音楽の話からオーディオの話、食べるものの話から映画「ボヘピアン・ラプソディ」の話題まで、尽きる事がありませんでした。
豊田市や名古屋市など遠路遥々やって来てくださる方も多く、ここにきて音楽を聴きワイワイ喋るのが楽しみと言ってくださるのが、一番の幸せです。

翌24日(日)は、岩村の恒例になった「いわむら城下音楽祭」として〝音斎処〟も開催‥‥23,24両日とも来てくださる常連さんも!!うれしい限りです。
両日合わせると延べ40人近い方々にレコード音楽を楽しんでいただきました。

次回開催は、4月27日(土)です。今上最大の行事を控えての、超長期連休の始まる日!!さて岩村の賑わいはどんなものになるでしょう、楽しみです。

ビートルズ、レコード番号「EAS」の時代

節操が無い、と言ってしまえばそれまでだ。返す言葉もない。とは言え「まだ東芝も健全だった」と思えば、清志郎さんも笑ってくれるだろうか‥‥。とにかく、この時代はナンでも有りの混沌だったのだ。

1976年と云えば、そう『ビートルズ来日10周年』

ビートルズ ハード・デイズ・ナイト日本盤1

と言う事で、それまで、日本独自のジャケット・デザインで売られていたアルバムを、英国オリジナル・タイトルのジャケット・デザインに差し替えて、レコード番号も、それまでの「OR」「OP」や「AR」「AP」にかわり「EAS」で始まる番号を振って、装いも新たにビートルズのレコード盤が売り出された。当初28タイトルだったものが、私が確認できる限りでは、34タイトルまで増やされていた。しかも、その分類方法が凄い‥‥「英国 オリジナル」・「アメリカ オリジナル」・「日本 オリジナル」、さらに「オランダ オリジナル」に「西ドイツ オリジナル」と来たもんだ。どうせなら「フランス オリジナル」や「ブラジル オリジナル」なんかも欲しかったナ〜

レアリティーズ

因に、レコード番号の「O(オー)」は「Odeon(オデオン)」を表し、「A(エイ)」は「Apple(アップル)」を表している。また「R(アール)」は「モノーラル」を「P(ピー)」は「ステレオ」を表している。更に蛇足を付け加えれば、「AP」「AR」は1968年のアップル・レコード設立以降に日本国内で販売されたレコード盤に付されている。

小坂明子さんの『ビートルズをおぼえていますか』と言う曲がリリースされたのが昭和50(1975)年、クイーンの黄金期が丁度この頃であり、巷にはポスト・ビートルズ時代のグループ、アーティストが溢れていた。そう、ビートルズは解散し、ソロ・アーティストで活躍し或いは新たなグループとして活動し始めており、まだまだ「神話」にはなっていなかった。ビートルズですら「おぼえてますか?」と唄われる時代だったのだ。

ただ、解散したとは云えビートルズは「売れる」素材であったのは事実であり、日本の販社である東芝EMIは「来日10周年」企画で新たな需要を生み出そうとしていた。今思えば、アップル自体も、その後に爆発するビートルズ・ビジネスの可能性には、まだまだ気づいていなかったようだ。

そんな時代の混沌を視覚的に見てみよう!!

ビートルズ
ビートルズ (4)
ビートルズ (6)
ビートルズ (2)


ビートルズ (5)
ビートルズ (1)
ビートルズ (7)
ビートルズ (3)

ビートルズあれこれ

今年の〝音斎処〟のオープニングは、やっぱりビートルズ‥‥です。しかも、「日本独自編集盤」を特集します。「日本独自編集盤」と云っても中々馴染みが無い事は、2月26日のブログで採り上げていますが、実は「日本独自編集盤」以外にも「日本盤」と云うものが存在する事を説明していませんでした。

1987年にビートルズ・アルバムのCD化にあたり、色々な事がありましたが、その中で一番のトピックは「世界統一規格」が遂に導入されたことでしょう。
私のように、年寄りでアナログ盤時代のビートルズファンには当たり前だったのは、かつて日本では色々な国で販売されていたビートルズの盤が購入可能だった事です。そしてこれらは、各国からの輸入盤ではなく、スリーブ印刷もプレスも日本で行われた日本製なのでした。これらを総称して「日本盤」と云い、その中で英国オリジナル盤とジャケットや収録内容や収録順が異なるものを「日本独自編集盤」と呼んでいた‥‥そんな悠長な時代があったのでした。

下に示したのはその一例です。1970年代に日本でプレスし、日本でスリーブ類を作成し、普通に町のレコード屋で売っていた「アビィ・ロード」、つまりは「日本盤」のジャケット裏面には、曲順の誤りがありました。A面の二曲目と三曲目の曲名が入れ違いになっているのです。こんなことが起きるのは、レコード盤の製作そのものが販売する各国で行われていたからなのです。

【1970年代の日本盤アビィ・ロード】
アビーロードJP

【1988年英国(リイシュー)盤アビィ・ロード】
アビーロードUK

今回、〝音斎処〟での特集の準備として、手元にあるビートルズのレコード盤を整理しながら、ネタ捜しをしているのですが、その成果として幾つかの「発見」がありました。それが下に示したものです。

【1988年のダイレクト・メタル・マスター&デジタル・リマスター】
DDM

【スリーブ印刷及び盤製作ともに英国】
INENGLAND

1995年の10月に購入した「ビートルズ`LPレコード`コレクション」という、当時「フェーマスレコードクラブ」が通信販売した、15タイトル・18枚のボックスセットが手元にあります。
このボックスセットの売りは『英国直輸入』だったのですが、実際のところ余り気にしていませんでした。というか、購入時には「感銘」したのだと思いますが、いつの間にか忘れていました。その証し、つまり謳い文句に誤りがなかったのを示すのが、上の画像にある「Sleeve printed in England」と「Manufactured in England」の文字なのです。そしてこの表示はこのボックスセットに収められた15タイトル全てのジャケットに印刷されているのです。

上に示したもう一つの画像にある「This album has been direct metal mastered from a digitally re-mastered original tape to give the best possible sound quality.」(このアルバムは可能な限り最高の音質を得るため、デジタル・リマスターされたオリジナルテープを用いたダイレクト・メタル・マスターにより作製されています。)は、CD作成時にデジタル・リマスターしたオリジナル音源を用いている事を示しているようです。
ただ、このボックスセットの珍しさはデジタル・リマスターではなく「ダイレクト・メタル・マスター」(通称『
DMM技法』)にあります。

「残念な事に」というか「当然の事に」というか、この技法が使われているのは、このボックスセットに収められた13タイトルのみなのです。で、13タイトルとは英国オリジナル・アルバムに米国編集盤である「マジカル・ミステリー・ツアー」を加えたものです。DMM技法が使われていない2タイトルは「パスト・マスターズ Vol.1&2」と「ライブ・アット・BBC」なので、当然と云えば当然なのですが‥‥。

このボックスセットのもう一つの発見は‥‥デビュー・アルバム「Please Please Me」から四枚目のアルバム「Beatles For Sale」までが『モノーラル盤』な点です。モノーラル盤とステレオ盤の混在、統一感が無いと云えばそれ迄ですが、今となってはこれも面白いわけです。
さてそんなモノーラル盤の中で、一つの疑問も湧いてきました。つまりは『このモノーラル盤、本当にモノーラル盤』疑惑です。そのタイトルは「A Hard Day's Night」です。
私の拙いビートルズ知識によれば、このタイトルのモノーラル盤に収められた「I Should Have Know Better」のイントロで聴こえるハーモニカは息継ぎしないはずなのですが、このボックスセットのモノーラル盤では息継ぎをしています。それ故に『このモノーラル盤、本当にモノーラル盤』疑惑なのですが、真相はまたこれから研究してみたいと思います。

ふくろうまつり
3月10日

今年の〝音斎処〟活動開始は3月10日(日)の「ふくろうまつり」でした。

やや曇り空から始まり、時々陽射しのある空は、午後から曇って風が出てきて、ついに雨が降り出す、という生憎の天気でしたが、岩村を訪れる観光客も結構な数でした。

昨年五月の連休時「原宿並の観光客」に比べれば、なんだか寂しい感じですが、ロケ地となる前の岩村の三月に比べれば、ウンと賑わっていたのは確実です。

さて、本番の〝音斎処〟は3月23日(土)ですが、昨年に引き続き「ふくろうまつり」に〝音斎処〟も協力してきました。昨年は「半分、古い!」がテーマでしたが、今年は「色即是空」ならぬ「
古即是新」をテーマとしています。

殆どの方は気づいていないのですが(当たり前か)、今年は機材も一新し、しかもターンテーブルなしでの参加でした。流した楽曲の音源はアナログ盤をデジタイズしたもの。しかも、楡野鈴芽誕生前の昭和の楽曲が中心です。云ってみれば鈴芽の親世代が馴染んでいた楽曲です。

これらの楽曲は1960年代のアナログ盤を最新システムでハイレゾ化し、最新フォーマットであるDSD5.6をネイティブで再生しておりました。つまりは、「
」=「アナログ盤」がそのまま直ぐ(即是)に「」=ハイレゾと相成ったわけです。まぁそんな楽しみ方は私の超個人的な趣味なんですが‥‥。

とは言え、今回のこのシステム、結構思わぬ方々が食いついてくれました。その結果、また幾つか勉強になる事がありました。その成果は今後の〝音斎処〟に活かしたいと思います。

20190310ふくろうまつり

処で、今回もう一つ気づいた事があります。それは「昭和」の捉え方です。

ご存知のように「昭和」という時代は60年以上続いたものです。それ故同じ「昭和」を用いても、同じ「昭和歌謡」と称しても、年齢により大きな幅があるということです。

私自身は「昭和」を大きく三つにわけて考えています。それは「昭和が始まってから敗戦までの20年間」、それに続く「敗戦直後から大阪万博までの25年間」、そして「鈴芽誕生後昭和が終わるまでの20年間」といった感じです。この区分は、日本での音楽産業の立ち位置と、音楽の流通メディアの変遷を考慮したものです。
単純に云えば、戦前は「流行歌」、戦後は「歌謡曲」、万博以降は「ポップス」と云う事です(メッチャ荒い!)。メディアで云うと、『「落とすと割れるレコード盤」+「一部ラジオ」の時代』、『「落としても割れないレコード盤」+「ラジオ、後テレビも」の時代』、そして『「CDを筆頭とする楽曲のデータ化」+「楽曲と映像がリンクしたテープやディスク」の時代』といった感じです。

そんなわけで、私に「昭和の音楽」を、と言われれば、当然、迷う事なく『「落としても割れないレコード盤」+「ラジオ、後テレビも」の時代』の「歌謡曲」をかける事になるわけです。その辺り、多分聴いている人達とのギャップはかなりあるのかな‥‥等と思ったりするのです。

<蛇足>
昨日、或る方と話をしてて「いしだあゆみ」を良くわからないと云われ、ウィキで写真を示して「アっ知ってる」と言う事になって、「歌手だったんですよ」と云うと、また驚かれた‥‥のでした。

春は岩村が楽しい!!

3月10日(日)


3月17日(日)


3月23日(土)


3月24日(日)



岩村にお越しの節は是非お立ち寄りください。

ビートルズの「日本独自編集盤」‥‥続き

3月23日(土)の〝音斎処〟『ビートルズの「日本独自編集盤」』で採り上げる予定の二枚のアルバムについて、英国オリジナル盤との比較をちょっと‥‥。

下に掲げている表は、日本編集盤と英国オリジナル盤の曲順の違いを記したものです。

「Please Please Me」は勿論ビートルズのデビュー・アルバムですが、日本で「ステレオ!これがビートルズ Vol.1」として、また「With The Beatles」はセカンド・アルバムで、日本では「ステレオ!これがビートルズ Vol.2」として、1966(昭和41)年に『来日記念盤』と銘打って発売されています。そうですこの年の6月終わりにビートルズは日本にやって来たわけです。

実はこの二つのアルバムが発売されるまでは、日本ではデビュー・アルバムもセカンド・アルバムも(輸入盤を除いては)発売されていませんでした。
ではそれまで日本ではビートルズのアルバムは発売されていなかったのか、と云うとそうではありません。「ビートルズ!」「ビートルズ No.2!」「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」「ビートルズ '65」「ビートルズ No.5!」の五枚のアルバムが発売されていました。

では何故『来日記念盤』という形でこの二枚のアルバムが発売されたのか‥‥ちょっと不思議ではありませんか?
この辺りは〝音斎処〟でお話したいと思いますが、ヒントはこの『来日記念盤』の邦題の中にあります。そう『ステレオ!これがビートルズ』にです。

さて本題ですが‥‥
下の比較表で解る通り、日本独自編集盤と英国オリジナル盤ともに曲数・両面の構成曲名に違いはありません。異なるのは、曲順だけです。
私などは、日本独自編集盤(当時はそのこと自体知らなかったのですが)で聴き慣れていますから、後々オリジナル盤を聴いた時に違和感を感じました。え?この曲から始まるの‥‥この曲の次は、えぇ、違うじゃん‥‥てな具合にです。比較表で「◎」を付けた曲は、オリジナル盤と同一箇所にある曲です。それ以外は全てオリジナルの曲順位置と異なるものです。いまとなってはオリジナル盤の曲順がシックリくると云うかこれじゃなければ、と思うのですが、日本独自編集盤と知らずに聴いていた時には、それが私のビートルズのアルバムの全てだった事は否めません。

例えば「Please Please Me」で云えば、このアルバムの最後はやはり「ツイスト・アンド・シャウト」じゃなければならないのです。そして、一曲目は「Please Please Me」であってはならないのです。
「With The Beatles」で云えば、「Roll Over Beethoven」で始まったら「Money」で終わらなければならないのです。
これはつまり‥‥アルバムに意味を持たせたり、意思を注ぎ込んだ初めてのアーティストがビートルズだったと云う事によります。

とは言え、いまはビートルズのアルバム(CD、アナログ問わず)は全て英国オリジナルに統一されてしまったので、ビートルズ音楽史的な観点から日本独自編集盤を聴く意味があると考えています。

PleasePleaseMe比較

With The Beatles比較

ビートルズの「日本独自編集盤」とは

ビートルズの「日本独自編集盤」との表現は、若い世代には恐らく理解できない事と思います。そこで少しだけ解説めいた事を‥‥。

ビートルズの楽曲がCDとして発売されるまでは、ヴァイナル・レコード盤として発売されていました。基本的に、ビートルズの楽曲のオリジナル・リリースはヴァイナル・レコード(アナログ盤)でした。
アナログ盤の時代には、ビートルズのレコードと云えども、発売される国で発売権を持つレコード会社が自国の仕様に合わせて編集していました。所謂「各国盤」といわれるものです。
日本では東芝音楽工業(後に東芝EMI;現在はユニバーサルなんちゃら)がその権利を持っていたので、日本国内で発売するレコードの全てを取り仕切っていた訳です。

勿論この事情はアメリカ合州国でも同様で、アメリカ合州国では初期はヴィージェーというマイナーのレコード会社が、後にキャピトルというメジャーレコード会社が、ビートルズのレコードを販売していました。なので、英国で発表されたオリジナルの盤とは異なる内容で売られていたのです。基本的にアメリカ合州国盤はオリジナル盤よりも曲数が少なかったのです。

日本にビートルズの楽曲が紹介されたのは、アメリカ合州国経由です。これは敗戦国・日本の当然の成り行きで、私が生まれ育った頃の日本(今でもそうかも知れませんが)の文化は殆ど全てアメリカ合州国の影響を受けています。食べ物然り、音楽然り、ファッション然り、生活様式然り、勿論民主主義然り‥‥。ビートルズのレコードもアメリカ合州国でヒットした後に(故に)日本で知られるようになったわけです。

日本で一番最初に発売されたビートルズの楽曲は、昭和39年2月発売のシングル(7インチ)盤『抱きしめたい/こいつ』(I want to hold your hand / This boy)です。

昨年8月、ピーター・バラカン氏をお招きしての〝音斎処〟で、ピーターさんがおっしゃっていたのは、英国では当時の7インチ盤は紙の袋だけに入って売られていた、恐らくアメリカ合州国でも、ということでした。日本では盤を入れた紙袋と表面にタイトルと画像、裏面に歌詞やライナーノーツが書かれた紙片がセットされ、透明の袋に入れられるのが普通でした。もうこうした仕様自体が日本独自のものなのです。

近年海外からレコード盤を求めて日本に来る方が多いと聞きますが、その理由のひとつにこうした日本独自の仕様がクールだと云う事のようです。
所謂各国盤がこれ程多く存在し話題になるのは、ビートルズが世の東西を問わず(とは言え、所謂共産圏は含めがたいですが、海賊盤は出回ったようです)聴かれた事の証左なのです。

さて本題に戻り‥‥日本独自編集盤ですが。WIKI等に因れば、7枚存在すると記されています。残念ながら私の手元には5枚しかないのですが、今回の〝音斎処〟では、その中でも「来日記念盤」を中心に紹介したいと思います。


ビートルズ No.5
ビートルズ これがビートルズVol.1
ビートルズ これがビートルズVol.2
ビートルズ ハード・デイズ・ナイト日本盤

ふくろうまつり

ふくろうまつり2019の壱


今年もまた、岩村にてふくろうまつりが開催されます。
〝音斎処〟もできる限り参加しようと考えています。
今年最初のふくろうまつりは三月十日に開催されます。
ただ、この時季はまだ岩村恒例のひなまつりと重なります。
従って、多くの人出が見込まれますが、ひな人形を飾る関係で開催場所・スペースの制約を受けてしまいます。
そんな訳で、今回はハイレゾでの参加になります。
アナログ盤をレーザーターンテーブルで再生したものをDSD5.6にてデジタイズした音源をDSD5.6にて再生しようと考えています。
ハイレゾ音源に興味の有る方、是非一度覗いてみてください。

いわむら城下町音楽祭

〝音斎処〟190324

二月に入り、そろそろ春の準備を始めます。
春の〝音斎処〟例年通り第四土曜日と翌日曜日の「いわむら城下町音楽祭」でも開催します。
ご都合の良い日においで下さい。

ずっとしまい込んでたレコード盤‥‥〝音斎処〟で聴いてみませんか?
テーマに沿った『昭和の洋楽』を持っていわむらの春のまつりにおいで下さい。

冬眠明の〝音斎処〟

〝音斎処〟190323

まだまだこれから寒さが厳しくなる岩村です。とは言え、春に向けての準備が始まっています。
〝音斎処〟も岩村の春とともに活動再開です。もう暫くお待ちください。

ビートルズ聴き比べ

 ビートルズのレコードは、とにかく、色々なヴァージョンがありすぎて困ってしまう。コレクターではない、ただのビートルズ好き、の私のところにさえ、下に示すように、三種類の「レット・イット・ビー」がある。
 これでは何の為に世界統一盤ができたのかわからないのだが、半世紀以上経ってもまだレコードがプレスされ続ける事も予想外のことだった訳だ。
 幸いと云うか、「レット・イット・ビー」にはモノーラル盤が存在しないのでこの三種類が基本になるが、ホワイト・アルバム(正式には、THE BEATLES)までのLPにはモノーラル盤も存在するので、比較も四種類が基本となる。
と書いて思い出したが、ホワイト・アルバムは昨2018年に50周年記念盤のリミックス&リイシュー盤が発売されたので、基本は五種類になるのだった。
 わたしの手元にある聴き比べ素材としての盤は、学生時代に買った東芝EMI発売の日本盤、2009年発売のリミックス・ステレオ・ボックス盤、2014年発売のモノボックス、そして1995年頃に発売されていた海外盤をボックスセットにした、フェーマスレコードクラブの「ビートルズ LPレコードコレクション」が基本となる。
 さすがに同じタイトルの盤を三種類も四種類も聴き続けるのはしんどい事なので、一挙にこうした愚行を行う事は今まで避けてきたのだが、今年は体調を整えながらトライしようと思っている。
 「レット・イット・ビー」から始めたのは、先に書いた通り三種類で済むからで、これが年代を遡るにつれ種類が多くなって行くわけだ。
 今後、折々そうした聴き比べの感想をお伝えしたいと思います。

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【EU盤1995年頃】
フェーマスレコードクラブの「ビートルズ LPレコードコレクション」


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【UK盤2009年ステレオ・リマスター・ボックス・セット】
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【東芝EMI盤1970年日本発売の国内盤】

〝音斎処〟年頭所感

2019年〝音斎処〟年頭所感

2019 音はじめ

正月には古典でも聴いてみませんか。

謹賀新年 2019

〝音斎処〟2019謹賀新年

〝音斎処〟2019新年会

2018年の軌跡

今年2018年も(株)エルプの竹内さんのお手伝いで、色々な現場にお邪魔し、沢山の経験と知識を獲得できました。



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<愛知県知多市のユーザー宅にて>

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<タモリ倶楽部収録現場にて>

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<代官山TSUTAYAにて>

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<北名古屋市のオタイオーディオにて>

〝音斎処〟2018年の活動まとめ

 もうそろそろ今年、2018年、の活動の総括をしてみないといけない。
 一言で云えば〝音斎処〟にとって今年は良い歳であったといえる。色々な場所での活動ができたからである。

 特に今年は、NHKの朝の連続テレビドラマ「半分、青い」の放映により、岩村が脚光を浴びた影響が大きかった。〝音斎処〟も岩村でのロケに使われた「ふくろう商店街」で開催された「ふくろうまつり」に参加し、昭和の雰囲気の演出に一役買ったといえる。原宿並に混雑する岩村の本通りを初めてみることもできたし‥‥。
 この「半分、青い」の影響は結構大きく、岩村の賑わいを写したNHKのテレビニュースにも採り上げられ、ほんの一瞬ではあるが、煙草を吸いながらの自身の姿がニュース映像に使われたのだ。直接はそのニュース映像を見られなかったが、後にニュース映像サイトで確認できた。その時の感想は
「ウン、これで火野正平と並んで煙草を吸いながらNHKに写ったぞ〜」という、ある意味自己満足のものだった。
 テレビに映ったという意味では、今年は先のニュースを含め都合三回ほど画面に写り込むことに成功した。これは良かったのかどうかは甚だ疑問ではあるのだが。

 「半分、青い」の影響はある種予想を超えたものであったが、直接〝音斎処〟とは無関係といってしまえば、その通りである。〝音斎処〟にとって一番影響が大きかったのは、何と言っても8月25日のピーター・バラカン氏をお招きしての「出前DJ@〝音斎処〟」だといえる。
 〝音斎処〟、というより岐阜の山奥・岩村に、ピーター・バラカン氏が来るなど、恐らく誰も信じていなかった事だとおもう。実際に何人かには直接「来るわけないじゃん」と云われた‥‥。
ま、願っているだけでは何も叶わないが、かなえる方法とそれを実行する熱意と協力があれば、叶えられることは沢山ある、というのが「出前DJ@〝音斎処〟」後の自身の確信である。ということは、いつまでたっても安田邸にトイレが出来上がらないのは「方法とそれを実行する熱意と協力」のどれかが欠けているわけで、来年はそれを見つけ出して勧めたいと思っている。

 「熱意と協力」に関しては「出前DJ@〝音斎処〟」前に、〝音斎人〟の多くの方にご協力をいただき、開催場所の整理と清掃を行えたことは感謝に堪えない。
 なんせ一トン以上もある鉄の塊を移動させる作業(しかも二つも)は、酷暑に見舞われた今年の夏には、想像をはるかに超えるものだったが、皆さんの熱意と協力を得て、無事達成できたことは何度お礼をしても足りないくらいだ。皆さん本当にありがとうございました。

 そんなこんなを含めて、今年の主な開催内容をスライド形式にまとめたものをYouTubeにアップしてみましたので、ご笑覧いただければ幸いです。




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レコードの洗浄

先日のOTAI AUDIOでの試聴会時、エルプの竹内さんがレコードの洗浄についてちょっとしたデモを行った。
意外にもこのデモがウケたようだ。
そんな事もあり、以前書いた
こんなのをアップしてみます。

冬眠に入りました


今年は「半分、青い。」で賑わった、恵那市岩村町ですが、さすがに寒くなってきましたので、〝音斎処〟は暫くお休みです。
次回は来年三月の第四土曜日の予定です。お楽しみに!!

〝音斎処〟冬眠中

〝音斎処〟2018年11月4日

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〝音斎処〟2018年10月27日

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〝音斎処〟2018年9月22日

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ピーター・バラカン 出前DJ@〝音斎処〟安田邸

出前DJポスター

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〝音斎処〟2018年7月28日

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〝音斎処〟6月23日セットリスト

2018年6月23日(土)のセットリストです。

放浪船 Victor SLV-622
A-3 おまえに フランク永井
A-4 雨 三善英史
B-5 隣の男の子 岩淵リリ
B-6 悲しみよこんにちは 麻丘めぐみ

コロムビア演歌大行進 COLUMBIA ALW-116~117
A-2 王将 村田英雄
A-6 絶唱 舟木一夫
C-1 夕笛 舟木一夫
C-2 ソーラン渡り鳥 こまどり姉妹
C-3 出世街道 畠山みどり
D-1 この世の花 島倉千代子
D-6 悲しい酒 美空ひばり

噂の女 RCA JRS-7092
A-3 一度だけなら 野村真樹
A-6 ピコの旅 シングアウト
B-5 ココロのシャンソン カメカメ合唱団

銀座の女 Victor JSV-482
A-3 男と女のお話 日吉ミミ
B-4 三日月に乗って 中山千夏
B-5 ふれあい 三田明

キング永遠の歌謡大全集 NAS-545
A-1 ここに幸あり 大津美子
A-2 東京アンナ 大津美子
A-4 星は何でも知っている 平尾昌晃
A-6 南国土佐を後にして ペギー葉山
B-1 新妻に捧げる歌 江利チエミ
B-5 まつのき小唄 二宮ゆき子

映画スター・ゴールデン・ヒット テイチク BL-2009~2010
B-3 非常のライセンス 野際陽子
C-3 女の命 藤純子

スター誕生 クラウン GW-9021~9022
ふり向いてもくれない 朝丘雪路
いたずらっぽい目 由美かおる
叱らないで 青山ミチ
星のフラメンコ 西郷輝彦
花はおそかった 美樹克彦

リクエスト・ベスト14 Toshiba TP-7401
A-5 恋をあげよう 永田英二
A-6 海の底でうたう唄 モコ、ビーバー、オリーブ
A-7 アッと驚く為五郎 植木等、ハナ肇とクレイジー・キャッツ

ミッドナイトエビス Columbia THLP-364
A-3 真夏の出来事 平山三紀
A-8 粋なうわさ ヒデとロザンナ

〝音斎処〟2018年6月23日

〝音斎処〟180623

アーカイヴ済みリスト 2017年分

12インチ・アーカイヴ済み

7インチ盤 リスト7 清水氏よりの預かり分 和楽 公開用

7インチ盤 リスト 7

7インチ盤 リスト6 清水氏よりの預かり分 洋楽 公開用

7インチ盤 リスト 6

〝音斎処〟2018年5月26日

〝音斎処〟180526

7インチ盤 リスト5 洋楽 公開用

7インチ盤 リスト 5 洋楽 公開用

7インチ盤 リスト4 公開用

7インチ盤 リスト 4 公開用

7インチ盤 リスト3 公開用

7インチ盤 リスト 3 公開用

7インチ盤 リスト2 公開用

7インチ盤 リスト 2 公開用

7インチ盤 リスト1 公開用

7インチ盤 リスト 1 公開用

7インチ盤 リスト <ビートルズ編>

7インチ盤 リスト ビートルズ 公開用

〝音斎処〟2018年4月28日

〝音斎処〟180428

安田邸ライヴ

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〝音斎処〟新聞 第七号

〝音斎人〟新聞 最新号アップしました。
紙版は、〝音斎処〟にて入手可能です。

〝音斎人〟新聞第七号

egwordの復活

使い慣れたEGWordが復活したので、その記念にむかしEGWordで書いた文章を復活させ、少し手直ししてみました。

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〝音斎処〟@勝川家

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寄贈レコード盤リスト

今年新たに〝音斎処〟のコレクションに加わった、寄贈レコード盤のリストです。ご寄贈してくださったのは岩村町の佐々木さんです。

佐々木繁典コレクション

〝音斎処〟カーペンターズ特集



〝音斎処〟180324


大変お待たせをいたしました。〝音斎処〟は冬眠から覚め3月24日より活動を再開します。

本年初回は「カーペンターズ特集」‥‥〝音斎処〟にいつも通ってくださっている細井さんから寄贈された盤を中心に、カレン・カーペンターの可憐な声を楽しみます。
どれも思い入れのある盤という事で、当日はご本人から色々なお話がきける事と思います。

また、今年からはスピーカーをJBLのバックロードホーンにかえて、より迫力のある音象をお楽しみいただける事と思います。
昨年の秋以降、レコード盤以外にも70年代のオーディオ機器を沢山ご寄贈いただけるようになり、修理調整を施しながら、当日お披露目したいと考えています。
ご寄贈くださった名古屋の伊藤さんにもおいで頂き、レコード盤やオーディオ機器の由緒などもうかがいたいと思いますので、ご期待下さい。

【蛇足】
バックロードホーンといってもご存知ない方も多いと思います。最近では滅多に見る事も無くなってしまった、ちょっと面白い構造をもったスピーカーです。
当日はその構造や大きさ(筐体の高さ)などを実際に目にしていただきながら、そこから生み出される迫力ある音をお楽しみいただけると思います。
勿論レコード盤を再生する入り口は(株)エルプのレーザーターンテーブルです。
どうかご期待下さい。

冬眠中の活動準備‥‥

〝音斎処〟は只今冬眠中でレコードコンサートの開催は休止しています。とはいえ、来るべき冬眠明けに際して色々とやる事も無いわけではありません。
そんなかで、ここの処取り組んでいたのがリストの作成です。
前々からやらねばと思いながら中々手を付けられずにいた、手持ちのレコード盤のリスト作りを実行中です。主にビートルズに関するレコード盤のリスト整理が終わったので、PDFとしてアップしておきます。
リストを作りながら改めて思ったのは、結構ビートルズだけでも枚数があったんだなという事です。それと、同じタイトルで複数持っているものも意外とあった、という事です。中には結構珍しい盤もありますが、元々コレクターではないので、そうしたものも狙って購入したものではなく、学生時代に買ったものを今になって調べてみると結構珍しい、という事です。
そんなこんなも含めて、興味のある方は覗いて見てください。

The Beatlesリスト1

The Beatlesリスト2

The Beatlesリスト3

iMac 英会話(スピーチ機能を使ってみる)

iMac 英会話(スピーチ機能を使ってみる)

先回お送りしたのはiMacで英文を簡単に読み上げさせる方法でした。もうお試しいただけましたでしょうか?
せっかくMac OSに備えられた音声機能ですが、私も普段はあまり使うことはありません。この機能をなんとか普段使いできないかと考えてたどり着いたのが、ネットにある英会話学習素材を利用しての自分だけの学習ノートの作成でした。
ただ読み上げさせるだけでは芸もなかろうと、ここは一つクイーンズイングリッシュとはいかないまでも、イギリス英語で読み上げさせる設定にしてみました。

iMacのスピーチ機能で面白いのは、スピーチでシステムの声を英語(イギリス)にしておくと、選択した文が英文であれば読み上げてくれるのですが、日本文だと音沙汰無しな点です。システムの声を日本語にすれば日本文には反応するが英文には反応しない。エライといえば偉いのだが、やはり人間とは異なり、設定内容(コマンド)に忠実なだけだ。AIの機能がMac OSにより取り込まれればこのあたりもシームレスになり、使い勝手もより上がるのだろう。
因みに、英文と日本文が混ざった文章でシステム設定が英語の場合は‥‥これは各自確かめていただきたい。

少し話題がそれてしまった。

せっかくMac OSで読み上げ機能が使えるのだから、この読み上げられた音声を録音できれば、どこでも聞ける自分独自の英語学習教材が作れるはずだ‥‥ということで、このテーマの第二回は、アナログレコードのデジタイズにも通ずるiMacで音を扱う方法についてお知らせしたい。

どうも(私の)iMacでは、iMac自身が読み上げる音声をiMac自身が録音するのは容易ではないようだ。Mac OS付属のソフトで色々試してみたが巧くいかない。ウインドウズならきっと簡単にできるのだろうが、私にはWinは難しすぎる。画面表示からして厳(おごそ)かすぎて、こんなオアソビをしてはいけない雰囲気なので、敬遠している。
Mac OSでもシステム環境でサウンドを「出力=内蔵スピーカー」、「入力=内蔵マイク」にしてiMacが自身のスピーカーで再生する音をiMacのマイクで拾ってやれば簡単にGarageBandで録音することはできる。ま当たり前の話‥‥だが、これでは芸が無いし、第一音が悪いは、録音中に1960年代のテレビからの録音のように余分な音(生活音)が入らないようにしないといけない。デジタル全盛の時代にこれはなんともカッコ悪い。
ということで色々試してみたのだが、結局の処、USB接続で且つループバックが可能なミキサーが必要なことがわかった。

幸い手元にYAMAHAのAG06という、Webキャスティング用途に造られたミキサーがあったので使ってみた。
これは、ミキサーに入力される外部音源とiMacで再生する音源とを加えてiMacでその双方を録音できるループバック機能を備えたもので、Amazonで二万円以下で入手可能なものだ。外部入力数が少ないAG03だと同じくAmazonで一万五千円以下で入手可能である。その値段の割に機能と性能は優れていて、しかも音質も極めて良い。192kHz 24bitでAD変換が可能なため、日頃からレコード盤のハイレゾ化に使っているものだ。

録音用のソフトは、上記のループバック機能付きのハードがあれば、iMac付属のGarageBandで十分だ。編集機能はやや制限されるが、録音済みの音源をiTunesやCDに写すのには重宝する。
私自身は普段使い慣れていて、編集機能も充実しているAudacityという無料の音源編集ソフトを使用している。

ソフトさえ決まれば後は簡単‥‥まず読み上げ対象が英文か和文かによりシステム環境設定でスピーチ設定を選んでおく。次に読み上げる文に移り、読み上げ範囲を確認し、選択しておく。
次にAudacity(GarageBand)を起動し、予め録音ボタンを押して録音状態にしておく(この辺はアナログテープ時代と変わらないのが可笑しいが‥‥所謂「流し録り」だ)。その後選択した文に戻り、[ option + esc ]のコンビネーションキー操作をすれば、バックグラウンドで録音されていく。
この時にiMacのスピーカーから読み上げ音声が流れてくれば録音は〝失敗〟‥‥システム環境設定に戻り、サウンドの「出力」「入力」がともに「AG06/AG03」が選択されている状態にする必要がある。この時点でも録音はしっ放しにしておく。
ここでAudacity(GarageBand)に戻り波形が描かれていればOK
今一度選択文に戻り、[ option + esc ]で読み上げを中止して、再度読み上げ対象文を選択し直し[ option + esc ]で読み上げを改めて開始する。選択した範囲の読み上げが終了したらAudacity(GarageBand)に戻り、録音を終了する。

ということで、これでMac OSのスピーチ機能を使った、イギリス英語によるリスニング兼発音教材が出来上がったわけだ。


(注)
ここでの選択文は、第一回で紹介したフレーズ集を想定しています。従って、それ以外の文を使っている場合には、途中で再生が終了し『ここでAudacity(GarageBand)に戻り波形が描かれていればOK』とは成らない場合があります。短い文章を選択した場合でも、途中で録音を終了させず、『システム環境設定に戻り、サウンドの「出力」「入力」がともに「AG06/AG03」が選択されている状態』にしてください。
途中で録音を終了させないのは、この例の場合、そして大概の録音作業の場合、には複数のアプリケーションを起動させながら、そのアプリ間を切り替えながら作業するため、録音を停め・録音を開始の作業を忘れてしまう可能性が高いからです(実際、デジタイズ作業に慣れた私でも、録音の失敗の最大の原因はここにあります)。
余談ですが、デジタル録音の最大の利点は編集が容易ということです。従って「流し録り」された不必要部分は簡単に削除できますし、アナログ時代と違い録音に要するコストもただ同然ですから‥‥。

〝音斎人〟新聞 第六号

〝音斎処〟新聞第六号

謹賀新年

新年おめでとうございます。
旧年中は〝音斎処〟をご贔屓にしていただき、誠にありがとうございました。
引き続き本年もご愛顧いただけるようお願いいたします。


さて年も明けましたが、春までは冬眠中ということで〝音斎人〟の皆様には少し寂しい思いをさせているのではと思います。
そんな皆様に2018年の〝音斎処〟の予定をお知らせしたいと思います。

今年いぬ年の〝音斎処〟はこんな感じのテーマで開催したいと思います。
とはいえまだ決定ではありませんし、途中でどんどんテーマも変わっていくというのが〝音斎処〟のユルサの象徴でもあります。
皆さんのご意見も取り上げたいと思いますので、是非〝音斎処〟(On-Site@tajimiyori.com)までメールをお願いします。

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〝音斎処〟冬眠中のお仕事

〝音斎処〟冬眠中のお仕事の一つは、寄贈されたレコード盤の洗浄と試聴の他に、リスト作りがあります。その結果がこちらです。
このリストは、アーカイヴサポーターによるアーカイヴ待ちレコード盤のリストでもあります。
鈴木隆一氏寄贈分1

鈴木隆一氏寄贈分2

伊藤裕二コレクションリスト

水川氏寄贈リスト

清水氏寄贈遠山コレクションリスト

〝音斎処〟冬眠中

〝音斎処〟は現在冬眠中です‥‥が、ただ眠っているわけではありません。冬眠明けに向けて色々とネタを仕込んでいます。実はこの期間が結構重要なんです。

〝音斎処〟を開催する安田邸には、もう五年ほど前に地元の方々から寄贈されたレコード盤が千枚近くあります。更に最近は、〝音斎処〟の活動を知られて家に眠っているレコード盤を寄贈してくださる方がみえます。今年も、そうした新たな寄贈レコード盤が千枚を越えました。
せっかくのご好意で寄贈されたレコード盤をそのままお預かりしていても意味が無いので、できる限り聴ける状態に修復するというのが私の役目でもあります。〝音斎処〟の冬眠中、こうしたレコード盤の洗浄・試聴を主に行っています。
これは結構手間のかかる仕事なんですが、私の楽しみでもあります。というのも、今まで聴いた事のなかったレコードに出会えるからですし、聴きたかったレコードに出会うことも珍しくないからです。

私自身はレコードコレクターではないので、特定のジャンル、特定のアーティストのレコード盤を探して手に入れるということは、基本的にやっていないのです。なのでレコードコレクターではなくレコード盤アーキヴィストと自称しています。
来る者は拒まず・去る者は追わず、です。が、基本的に〝音斎処〟の拠点である岩村を中心にご縁のあった方々からの寄贈盤を安田邸で保管・管理していくことにしています。できることならば、全盤をデジタルアーカイヴして残していけたら、とも思っています。
とはいえ、言うは易く行うは難し、との例え通りそれほど簡単なことでもありません。
〝音斎処〟も今年で三年目が終わり、来年は四年目に入りますが、その間に〝音斎処〟を支援して下さるレコード音楽好きの方も増えてきました。そうした方々のお力があってのデジタルアーカイヴであり、〝音斎処〟の定期開催なので、これからも地道にやっていきたいと思います。

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ドネーションのお願い

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〝音斎処〟は、営利目的のお店ではありません。従って、レコードを聴くのに料金は必要ありません。
そのため、〝音斎処〟を開催している安田邸の環境整備のためのドネーションをお願いしております。
〝音斎処〟開催時に提供しているドリップコーヒーが美味しかったとか、気に入ったレコードを聴くことができたとか‥‥そんなことでホットしていただけたなら、幾許かのご寄付をいただければ幸いです。

デジタルアーカイブの進行状況

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アーカイブサポーターによりデジタルアーカイブされたレコード達

アーカイヴサポーターのドネーションによりデジタルアーカーブされた〝音斎処〟所蔵レコード達を紹介します。
デジタルアーカイヴは、PCM 192KHz 24bitで行い、その後AIFFとMP3にて保存しております。
まだまだアーカイヴ対象のレコード盤は増え続けており、気長にコツコツとやっていこうと思います。
アーカイヴサポーターに興味のある方は、是非一度〝音斎処〟お立ち寄りください。



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〝音斎人〟新聞 第五号

〝音斎処〟新聞第五号

〝音斎人〟新聞 第四号

〝音斎処〟新聞第四号

〝音斎人〟新聞 第参号

〝音斎処〟新聞第参号

〝音斎処〟無事終了

本日の〝音斎処〟も無事終了しました。

今日も新たな〝音斎人〟がお一人、清州からおいでになりました。
それと、かなり遠方から一組‥‥たまたま岩村に観光でおいでになっていた方が、女城主の岩村醸造で偶然見かけたポスターを頼りにおいでくださいました。なんと富山からのお客様でした。
そんなこんなでゆるりゆるりとやっております〝音斎処〟ですが、鬼の笑うのも承知で来年の夢をお伝えできました。ブログでは中々ご披露できないホットでセキュアーな話題ですが。

今日も延べ15,6名の方がおみえになりました。
相変わらずレコードを聴くのに忙しくて、映像は一切ないのですが、悪しからず。

来月は7月22日(土)ライブ盤特集です。

〝音斎人〟新聞 第二号

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〝音斎処〟通のためのビートルズ・ソングス 
 セットリストなど

5月27日の〝音斎処〟のセットリストとメモです;

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〝音斎人〟新聞 創刊号

〝音斎処〟新聞

〝音斎処〟リクエスト特集

4月22日の〝音斎処〟では、リクエスト特集として、1月に寄贈のあったLPを中心に、各自持ち寄ったレコード盤やハイレゾ音源をその場で選盤・選曲しながら聴き入るということをやってみました。
初めての試みなので、どうなることかと思っていましたが、結果的にはいつも以上の盛り上がりで、予定時間を大幅にオーバーしての楽しい一日でした。
と、ここまで打ってきて思い出したのは、いつもながらその盛況ぶりをお伝えできる画像が一枚もないこと‥‥。どうしてだかわからないが、いつも撮ろうと思いつつ結果撮れずじまいなのです。
聴きに来てくださる方々も、電車内でよく見かけるようなスマホ画面に釘付け、の方は一人もいなくって、スピーカーから流れてくる大音量の楽曲に身をゆだね、聴き入ってくださるので、結果的にスマホ撮影の画像はほとんどないことになる。まあスマホで画像をアップすることが目的ではないので、これはこれで良しとするわけだ。

今回は、常連の方を中心に延べで15人ほど‥‥今回仕事の都合で来られない常連さんからは前日メールでの欠席連絡があった。どうも、多くの方の月に一回のお楽しみになりつつあるようだ。
元々〝音斎処〟は中古レコード盤を売ったり、物販をするような『お店』ではなく、古い街並みの残る岩村に来るきっかけの一つになればと始めたことなので、月に一度岩村に来られる方が徐々にではあるが多くなって来たことには、結構喜んでいる。こうした思いが既に私の『せんしょ』であり、この八年近く岩村に通い詰めている私個人の押し売りみたいなものなので、それに応えてくれるように〝音斎処〟に常連さんが増えることは嬉しいことなのだ。

先に書いたように〝音斎処〟はお店ではないので気軽に入ってきて欲しい。つまらなかったら気軽に退室していただいて構わない。常連さんといっても、居酒屋の様な雰囲気もなく、会員制でもなければ会員名簿があるわけでもない。〝音斎処〟にレコード盤を聴きにくる内に顔なじみになった、ということで、お互いに音楽の趣味も好みも違うけれど、一時同じ場所で同じ音楽を聴きながら同じ時間を過ごすという、ある意味ありふれた日常なのである。以前にも触れた通り、友達の家に新しく入ったレコード盤を聴きに行く感じなのである。

そんな日常の一コマなので、画像が、写真がなくっても致し方ないな、と妙に納得してしまう。ということで、次回以降も殆ど画像のない報告になるものと思われますがご容赦を!

次回は5月27日(土)13時からです。

〝音斎人〟

今更なのかも知れないが、〝音斎処〟というのは、地域活性化のためにやっているのでもなく、町おこしのためでもなく、ましてや情報発信のためにやっているのでもない。ただ単純に自分自身が大きな音でよい音楽を聴きたいと思ってやっているのだ。

元々お金もうけのために始めたわけではなく、お金を払ってでもやってみたいと思ったことをやっているだけなので、入場料など設定していない。無料だから聴きたくない音楽がかかる時もあるし、下手なMCを聞かされることもある。そんな時は入退場自由だから、さっさと出ていっても構わない。逆に通りかかったら好きな曲が流れていたので、と入ってきていただいても構わない。『去る者は追わず、来る者は拒まず』が基本精神なので、一期一会の出会いがそこにあればそれでよい。

〝音斎処〟というとなんか「ちゃのみどころ」みたいな感じで、お店だと思われることもあるが、お店ではない。喫茶店ではないし、レコード店でもない。まして中古レコード屋でもないのだ。まあどう例えたらよいのかよくわからないのだが、自分の部屋に友達を呼んでレコードを持ち寄って互いに批評しつつ聴いている、というのが一番近い気がする。いってみれば昭和40年代から50年代中ごろ位までの、中学生、高校生、大学生の日常のような雰囲気と思っていただければよいかも知れない。とは言え、その時代を知らない方にとっては「なんのこっちゃ?」ということなのだが。

そんな感じの〝音斎処〟も今年の春で三年目になった。一昨年は、春と秋のいわむらのお祭りに合わせての開催だったが、昨年から毎月一回やるようになった。「やるようになった」というと大袈裟で、実は「できるようになった」というのが本当のところだ。
冒頭に書いたように『自分自身が大きな音でよい音楽を聴きたい』と思って始めたのだが、やはり世間は広い、数は少なくとも同じような欲求を持つ人は零ではないということで、開催に協力してくれる方、聴きに来てくれる方が徐々に増えてきたのだ。その方々の後押しがあって毎月開催できるようになった、というのが実情だ。そうした方々を始め、〝音斎処〟に集ってきてくれる方々を〝音斎人〟(おんさいと)と、私は勝手に呼んでいる。

私自身は岩村出身でもなく、岩村に住んでいるのでもない。通っているだけの人間である。四年ほど前に「ふるさとがよい」というエッセーを書いた事があるが、まさに故郷に通うが如く岩村に出没している。当の岩村の人々にとっては迷惑な存在なのかも知れないが、本人は気にしていない。「そんなに通ってどこがいいの?」とはいわれたことがあるが、「もうこないで」といわれたことはない。岩村とそこに住む人々は懐が広いようだ。

昨年の半ばくらいから〝音斎処〟がきっかけで月一回は岩村に通う「ふるさとがよい」の〝音斎人〟ができ始めた。とても嬉しいことだ。
なにが嬉しいかといえば、一番はそうした〝音斎人〟が持ってきてくださる情報である。そう〝音斎処〟は情報発信は目指していないが、情報の受信は目指している。強力な出力の送信機ではないが、微弱な電波もできる限り掬い上げられるような優れた受信機を目指しているのだ。数は少ないがそうした方々は、色々な情報を〝音斎処〟にもたらしてくれる。

昨年の山下達郎さんの特集では、山下達郎ファンクラブに入っている方が満足されたようだったし、青春時代の思い出キース・ジャレットを聴きに来ました、という方もみえた。そんな中。今年は新たな情報を持ってきてくださった方が‥‥。

世の中には一見しただけではどう使うかが想像できないもの、想像はできてもホントにそうなのかが判らないものが存在する。現代のスマートフォンのように、最初から中の仕組みなんてわからなくてよい、としているデジタル機器などは、元来中身が見えない作りなので想像する気すら起こらない。そこへ行くとアナログ機器というのは、ある種想像力をかき立てるために存在したり、勝手な妄想にふけったりできるオモチャの様なところがある。その最たるものが、〝音斎処〟でDJ台として重宝している段ボール機器である。

これは一度みていただくのが一番なのだが、とにかく重く頑丈そうな鉄製のテーブル状の機器で、そこに歯車やらハンドルやらが設えられた、想像力をかき立てる代物である。これって多分あれなんだろうな〜 こっちはこうやって動かすんだろうな〜 と、想像はするものの、実際にそうなのかは俄にはわからない。それがアナログのよいところである。想像力の無い私などは、〝音斎処〟を開催する安田邸で一番初めにこれを見た時に「DJ台にちょうどいい」としか思いつかなかった。金槌しか使えない人はすべてが釘に見えるという、あの法則そのものだ。レコードを大音量でかけることにしか気が無い私には、約一トンもあろうかという鉄製のテーブルは、振動を発生させない、ターンテーブルを置いてもアンプを置いてもびくともしない、超強力なDJ台にしか見えなかったのだ。

ISOWA TEKOSYO と銘の入ったその機器の正しい機能と使い方を教えてくださったのは、3月25日の〝音斎処〟終了後にみえた、株式会社ISOWAの磯輪社長である。
昨年同日に開催された〝音斎処〟で、レーザーターンテーブルの乗ったこの機器を見て涙ぐまれた女性がみえた。どうもその方の紹介で今回この機器を見にお出でくださったようだ。(その時の様子は、公開されている同氏のブログ
「磯輪日記」で確認できるので、ご一読をお願いします。)「磯輪鐵工所」は現在は「株式会社ISOWA」になっているが、「正しく祖父や父が造っていた製品だ」とのお言葉であった。

よくよく考えれば、なにかのご縁により〝音斎処〟をこの安田邸でやり始めなければ、超重量級粗大ごみとして放出されていたかも知れないこの段ボール機器が、こうして一年をかけて新しい方向へと繋がっていった。レコードと同じでこうした機器も人間の生活の中で活きていたモノだけに、時を隔てたとは言え、また人間が動き始めると何かしらの生命力を蘇らせるのかも知れない。そんなことをフと感じた出来事だった。
うかがったところ磯輪社長も私と同年代、音楽好きとのことで、また新たな〝音斎人〟が増えたような気になっている。

〝音斎処〟今後の予定


先日の〝音斎処〟の折、今後の予定はどうなってますか、とのご質問があった。ここに予定を挙げておきますが、開催回や内容は変更になる場合があります。ご了解ください。



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〝音斎処〟170527S
〝音斎処〟170624
〝音斎処〟170722S
〝音斎処〟170826S

いわむら五っこ に参加します!

詳しくは下記リンクで。


http://iwamura55.com

3月26日Farm Rootsジャズ講座@〝音斎処〟セットリスト

3月26日Farm Rootsジャズ講座@〝音斎処〟セットリストです。

JELLY ROLL MORTON & HIS RED HOT PEPPERS
 "THE KING OF NEW ORLEANZ JAZZ" 1−1 BLACK MOTTOM STOMP

LOUIS ARMSTRONG
 "SATCHIMO AT SYMPHONY HALL" 1−1 MAHOGANY HALL STOMP

GLENN MILLER
 "REMEMBER GLENN" 1−1 IN THE MOOD

CHARLIE PARKER
 "SUMMIT MEETING AT BIRDLAND" A−1 BLUE'N BOOGIE ・ A−2 ANTHROPOLOGY

JUNIOR MANCE
 "JUNIOR" 1−4 LOVE FOR SALE

MILES DAVIS
 "MILES DAVIS" (二枚組みボックス入り)4−1 SO WHAT

JOHN COLTRANE
 "A LOVE SUPREMES" 1−1 ACKNOWLEDGEMENT

BILL EVAMS
 "PEACE PIECES" 2−1 VERY EARLY

JOE HENDERSON
 "INNER URGE" 1−1 INNER URGE

FREDDIE HUBBARRD
 "FIRST LIGHT" 1−2 ウンCれあLべRT

ENRICO RAVA
 "THE PILGRIM AND THE STARS" 1−1 THE PILGRIM AND THE STARS

MONTLY ALEXANDER
 "LIVE !" 1−3 SATIN DOLL

3月25日〝音斎処〟セットリスト

2017年最初の〝音斎処〟3月25日(土)のセットリストです。

Beatles Live at the Hollywood Bowl THE BEATLES
1977年盤 EAS-80830 EMI / Odeon 東芝EMI株式会社
1−7;Roll Over Beethoven
2−6;Long Tall Sally
2016年盤 602557054996 Apple / UNIVERSAL UNIVERSAL MUSIC GROUP INTERNATIONAL
1−7;Roll Over Beethoven
2−4;Long Tall Sally
2−6;I Want to Hold Your Hand

BLUE & LONESOME THE ROLLING STONES
2016年 00602557149449 polydor UNIVERSAL MUSIC GROUP INTERNATIONAL
A−1;JUST YOUR FOOL
C−1;RIDE'EM ON DOWN

THE TIMERS THE TIMERS
2016年 UPJY-9062 UNIVERSAL / EASTWORLD ユニバーサル ミュージック合同会社
A−1;タイマーズのテーマ
A−4;ロックン仁義
A−5;デイ・ドリーム・ビリーバー

美空ひばり 美空ひばり
2016年 SSAR-005~6 Columbia ステレオ・サウンド
1−1;悲しい酒
1−2;みだれ髪

ちあきなおみ・おりじなる ちあきなおみ
2007年 COJA-9243 Columbia コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
1−6;ルージュ

BOB DYLAN AND THE NEW FOLK MOVEMENT
2013年 5055551790011 Ein Produkt der Delta Music & Entertainment BmbH & Co.KG
A−3;IN MY TIME OF DYIN' - BOB DYLAN
A−6;PRETTY PEGGY-O - BOB DYLAN
B−3;HOUSE OF THE RISIN' SUN - BOB DYLAN
B−4;FREIGHT TRAIN BLUES - BOB DYLAN
C−1;PLAISIR D'AMOUR - JOAN BAEZ
C−2;GOLDEN APPLE OF THE SUN - JUDY COLLINS
D−1;WILLIE THE WEEPER - DAVE VAN RONK

I LONG TO SEE YOU chales lloyd & the marvels
2016年 602547746498 BLUE NOTE
a−1;MASTER OF WAR
c−2;LAST NIGHT I HAD THE STRANGEST DREAM

〝音斎処〟冬眠明けのお知らせ

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〝音斎処〟定期開催時ポスター

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〝音斎処〟冬眠のお知らせ

〝音斎処〟冬眠のお知らせ。
11月26日無事〝音斎処〟岩村おかげ祭りを終了することができました。
当日は快晴の絶好の行楽日和、街中を歩いていると汗ばむほどの強い日差しでした。処が、〝音斎処〟を開催する安田邸は、普段は人気のない、いわゆる空き家‥‥火の気もなく、すきま風も遠慮なく通り抜けるような環境です。
夏場は日差しも高く、長いし、通り抜ける風も心地よいのですが、これからの季節とてもゆったりと音楽を楽しめる環境では、残念ながら無いのが現実です。
というわけで、〝音斎処〟は暫くお休みさせていただきます。冬眠です!!
来たる平成29年の三月に復活予定です。

例年春の訪れとともに岩村のひな祭りが始まります。そのひな祭りにあわせて、来年三月の第四土曜日から、〝音斎処〟も活動を始めたいと思います。
来春三月の第四土曜日をどうかお楽しみにお待ちください。

本年幾度か〝音斎処〟を訪れてくださった多くの方々、また定期開催にご尽力頂きました多くの方々に、お礼を申し上げます。
冬眠期間には来年の継続開催の為のネタ集めとレコード盤集めに勤めたいと思います。

冬眠中の状況をお知りになりたい方、また本年の感想やご質問などは、OnーSite@tajimiyori.comまでメールしていただければ幸いです。

テスト

最近の関心事

ビートルズ I WILL について 【続き】

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ビートルズ I WILL について

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フォノダイレクトについて

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〝音斎処〟最新情報

第四回の〝音斎処〟『昭和の歌謡曲』は無事終了しました。当日は天気が芳しくなかった事もあり、大幅な集客増はできませんでしたが、常連さんを中心に10名ほど、スタッフを入れると14人ほどで音楽鑑賞を楽しみました。
〝音斎処〟は無料開放、出入り自由で行っています。運営費の足しにと、紙コップを100円で購入していただきコーヒーを飲んでいただいているのですが、常連となられた皆様は、もう入ってくるとすぐに100円を用意されているといった感じで、嬉しい限りです。

〝音斎処〟の開催場所は、恵那市岩村町にある今は使われていない古い民家です。
下の写真がその外観です。
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中は、生活に必要な家具類や畳などが取り払われた、がら〜んとした空間ですが、なぜかとても良い音を響かせてくれます。
そんな空間に、以前家主の方が仕事で使われていた大きくて重い重機が二台おかれていて、そのうちの一台がDJ用に機材を載せるのにぴったりの物で重宝しています。


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会場の全体はこんな感じです。

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〝音斎処〟では、毎回テーマを決めて音楽を楽しむのですが、基本的にはレコード盤に刻まれた音楽(ジャンルは色々)を楽しんでいます。
ただ、それだけではなく、使用する機材(オーディオ機器)や最近のオーディオ技術の紹介もそれとなく行っています。
今回は、そんな中で『ハイレゾ』といわれる最新技術を採り上げてみました。
詳しくはネットでお調べいただくとして、かんたんに『ハイレゾ』を説明すると、CDの音質を越えた音質で記録されたデジタル音源、或いはそれを作り出すデジタル装置・技術のことです。
今回はそんなハイレゾと呼ばれる技術の中で『DSD』と『PCM』を採り上げてみました。

それともう一つは、古いアンプとスピーカーでハイレゾを聴くとどんな音になるんだろうという隠れたテーマもありました。
結論から言えば、結構良いじゃん、という一言になってしまいます。

今回使ったスピーカー(写真左下)は、1975年頃の三菱ダイアトーンのDS-251マークツーというものです。
流石に当時良く売れて評判の良かったものだけに、来られた中にもその名をご存知の方がみえました。
自宅に置いておくとちょっと大きいかな、といった筐体ですが、会場に持ち込んでこうして写真を見ると結構小さくみえます。

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下の写真で、手前の方に見えるのは、常連のお一人が40年近く前に自作された真空管式のパワーアンプです。
このアンプに、先日修理を終えたYAMAHAのCA-2000のフォノEQを通したターンテーブルの音を繋いでいるところです。
かなり年代物なので、巧く音が出るか‥‥と心配しながら針を落とすと、とても柔らかな真空管らしい音で鳴り出しました。
スピーカーとの相性も良いようで、やはり年代物同士の相性は巧くいく、と感心してしまいました。

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結局いつも通り予定を大きく上回り17時近くまで、あれやこれやの意見交換会が始まりました。
やはりレコード好きの皆さんは、オーディオもお好きなようで、使用した機材や技術的なこと、それにレコードのあれやこれやと、この時間が一番楽しい感じでわいわいやってました。


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今回人数的にはそれほど多くなかったかもしれませんが、毎回楽しみにしていただいている様子、またお友達を誘ってくださるなど、〝音斎処〟と岩村の良さを共有してくださる方々が徐々に増えている実感はありました。

次回のテーマは『大瀧詠一さん」ということをお知らせしたら、必ず来ます。との心強いお言葉もいただけました。

今回おいでいただいた方々は、瑞浪、明智と比較的岩村に近い方々から、遠くは豊田、日進、名古屋の緑区からおいでいただきました。

Twitterで「レーザーターンテーブル」を検索 4

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動く汽車の中でレコードをかけたことってありますか? 或いは、かかってるのを聴いたことはありますか?

おおよそレコードの再生には不向きな場所である汽車(気動車、ディーゼルカー)の中でレコード・コンサートをしたことがあります。それも一度ならず‥‥・

電車というのは、ご存知の通り、パンタグラフから電気の供給を受けてレールの上を走る車両のことです。それに対し、電気以外の動力源でレールの上を走るものを汽車と呼び、古くは蒸気機関車、現在でも気動車(ディーゼルカー)は汽車と呼ばれています。もっとも、この定義では鉄道(車両)に詳しい方からお叱りをうけるかもしれません。単純に、モーターで走るのが電車、エンジンで走るのが汽車‥‥じゃ蒸気は??

自動車同様レール上を走る気動車にしても、ディーゼルと聞いて真っ先に思い浮かぶのはあの独特の振動(音)ではないだろうか。発進時や加速時、或いは停車時に発するあのガクガクとした感じ、特有の振動とそれに伴う音‥‥とてもスムーズとは言いがたいあの感覚というのは、おおよそオーディオの世界とは相入れないものだといえる。そんな車両の中でレコード・コンサートをしてみたいと、無性に考えたことがありました。

高級オーディオ・メーカーにリンという会社があります。この会社のレコード・プレーヤー(針式)に、レーザーターンテーブル(以下LT)が発売されたばかりの頃の価格とほぼ同じ価格の製品があります。例えばこのリンのプレーヤーを私が所有しているとして、友人が「還暦祝いに、今度明知鉄道の車両を借り切って、これでレコード・コンサートしよまい」と誘ってきたとしたら、おいそれと「おお やろまい やろまい」とは応えないだろうと思います。だって「きっと針が飛んで巧くかからん」と思うからである。じゃ明知鉄道じゃなくって、空き家スペースだったらどうだろう‥‥。そんな妄想をしたことがある。きっと空き家スペースなら「運んでって、セッティングするのにめっちゃ大変だから ダメ」となるに違いない。
でも実際はリンではなくLTだから、割りと気軽に二つ返事をしている。
私がLT購入を決めた理由の一つに、気軽に持ち出せる(だろう/はずだ)というのがある。ここにもLTが一般のハイエンド製品と一線を画す特徴があります。

どうにも私にとってオーディオ好き(オーディオマニア)には悪いイメージがつきまとっている。
曰く;パイプを銜え、ガウンを着て、ブランデーグラスを片手に、オーディオルームのロッキングチェアで、ジャズを聴く、偏屈な老人‥‥的な。全くの偏見であるが‥‥的外れとも言い難い微妙感

オーディオマニアから「じゃぁ こんど家のオーディオルームに聴きにくれば」というお誘いは受けたことがあっても、「じゃ 今度 自慢のプレーヤー持って お宅にうかがってもいい?」なんてことは、まずもって聞いたことがないのである。何故なんだろうと色々理由を妄想したことがあるけど、明確な解は得られないまま今に至ってます。ただひとつ思い当たるのは「自信がない」のだろうと‥‥つまり、自分のオーディオルーム以外の場所で、いつも自身が聴いている音を、良いと思っている音を再現できる自信がない、ということではないだろうか。まぁそれ以前の問題として、実際持ち出すとなると大変な労力が必要なのは確かですし。

でもLTで聴くと、結構良い音を場所を選ばずに再生することができるのです。私自身は、音楽というかレコードというか、は皆で色々な所で聴くものだという思い込みが強いので、その思い込みを叶えてくれる機器でないとどうにもいただけない。その点LTはぴったりなのである。

まあスピーカーは超重量級のものもあるので、おいそれと持ち出せないのは判るけど、プレーヤーなんてすぐに持ち出せそうに思える。が、ハイエンドというのは一般人の考えが及ばないのが常、ハイエンド・オーディオ製品とは重厚な家具であったり、繊細な芸術品であったりするのだ。もはや音を楽しむためだけの道具ではなく、地位や富を示すための調度品なのである。だからおいそれと持ち出したりはしないのだ。

マイクロソフト創業者の一人であるビル・ゲイツが『自宅の7000万円かけたオーディオ・システムより良い音だ』と驚いた日本製のスピーカーがあるときく。残念なことに、その後ビル・ゲイツが自宅のシステムを全てそのスピーカーに入れ替えた、という話はとんときいたことがない。事程左様にハイエンドとはステイタスであり機能や性能ではなく、また、オーディオ・マニアとは「究極」といわれる高価なオーディオ製品を取っ換え引っ換え購入し、楽しむ人たちのことを言うのだ、と思って良いのだろう。
その点からいえば私は、オーディオ・マニアでもなければ、レコード・コレクターでもない、タダのレコード好きのオッサンでしかないのである。とにかくレコード溝に刻まれた音を、限りなく忠実に再生してくれる装置があればそれで良い。それだけなのである。

LTであれば、気軽に持ち出せて、色々な場所で、色々なアンプやスピーカーと組み合わせ、色々なレコードを楽しむことができる。LTを購入して以来この二年間で、恐らくそれまでの60年間をはるかに凌駕する量と質のレコードを聴いていると思う。最近では、収入とてないので、お金は出ていくばかりであるが、レコード盤はというとレコード盤の方から勝手に私の所に集まってくるようになった。面白くも有り難いことである。

Twitterで「レーザーターンテーブル」を検索 3

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誰かも言ってた気がするけど、或いはネットで読んだのかもしれないけど、音を後世に確実に伝える最も有効な手段・フォーマットはアナログ・レコードなんだと、今更ながら思います。なんせ構造はシンプルだし、聴こうと思えば大掛かりな機械や電気などなくても、針か爪楊枝かがあれば何が記録されてるかが判ります。こんなメディア・フォーマットなんて他にないんですね。ハイレゾがどんなに進化したってレコード盤を超えられない。断片をいくら繋いでみても連続にはならない。連続しているように聴こえたり、見えたりするだけなのです。

映像の記録と音の記録の根本的な違いは、映像の記録はその生い立ちからして連続を断片として切り取り、その断片を再び連続しているように見せる技術、であるのに対し、音の記録は連続を連続として残すという考え方による処です。なので映像の方がデジタルに向いている、というかデジタル処理との親和性が高かったわけで、それはパーソナル・コンピュータの世界では映像(処理)の方が早くから、速く進化してきたことを考えてみればよく判ると思います。

単純にいえば、CDは可聴周波数帯のみを記録する、つまり音データの質と量を大幅に低減する方向で停滞したのに対し、映像は解像度を上げる、つまりデータの量と質を大幅に増やす方向で進展してきています。音は、やっと最近になってハイレゾとかが話題になってきたに過ぎないですし、しかもハイレゾになると一気にデータ量が増大してしまい、CD一枚に収まらず、DVDでもLP一枚分がやっとかな‥‥といった根本的な問題は未解決のままなのです。

私は単純に、今後も生き残っていき、50年後、100年後も存在し続ける音の記録メディアはレコード盤だと信じているので、その再生装置としてレーザーターンテーブル(以下LT)を購入したわけです。購入し、使ってみて思ったのは、こんな素晴らしい製品と、それを通じて得られる体験とを独り占めしては申し訳ないということ‥‥やはり音楽の本質から言って、この体験をできる限り多くの人と共有できないか、ということでした。
そんな想いから始めたのが〝音斎処〟という活動なんですが、毎回少しづつでも共感していただける方が増えているのは嬉しいことなのです。

こうしたことをするのに、何故普通のターンテーブルでは駄目なのか‥‥LTでないといけないのか判りますか?

LTと同価格帯の針式ターンテーブルは数多く存在します。LTは世間では高価だといわれますが、オーディオの世界、ターンテーブルの範囲に限定しても、ハイエンドではありません。まだまだ桁違いの価格、つまり一千万円台の製品は幾つもあります。なのでオーディオ製品としてのLTは決して価格的にハイエンドでも、高価なものでもありません。蛇足を加えれば、高価格=高性能でもありませんから、LTの性能が低いということでもありません。

最近また巷間で「コスパ(コストパーフォーマンス)」なる言葉をよくききます。この言葉を使ってLTを表現すれば「コスパ最高のチョーヤベー製品」ということになります。ただここで言う「コスパ」は、本来の意味であって、現在一般的に使われるような意味ではありません。

「コスパ」つまり「コストパフォーマンス」とは本来「費用対効果」を意味するものであり、最近の「安い・お手ごろ・お買い得」の俗称としてのそれではないのです。じゃ本来の意味の「コスパ」は、今どう表現するんだろう、っていう疑問は残りますが‥‥

LTを購入する時に必要な金額と、LTでレコード盤を再生した時に得られる満足感とを比べれば、コストパフォーマンスはとんでもなく高いのです。これはもう体験してみないと判らないことなのですが‥‥。現代流コスパ主義で考えたら、黒色のレコード盤しか再生できないLTなど、絶対に購入しないこと、欲しいとも思わないことです。それよりもコスパ抜群のスピーカーを購入されることをお勧めします。音源などに金をかけず、YouTubeなどでタダで入手することしかしないリスナーに、とても評判の良いスピーカーがあるんです。今までとは全く異なる理論で作られたというこのスピーカーは、YouTubeとはとても相性が合うみたいで、今まで聴こえなかった音がきこえるらしい。もっとも元々録音はされているのに再生し切れていない音は当然聴こえないはずなのですが‥‥。一度LTと繋げて試聴したことがありますが、聴こえなくても良い音まで聴こえてきてしまい驚きました。それほど高性能ということなのでしょうが、やはりオーディオ製品というものには明らかに相性があるのだと良い勉強になりました。

銀行に壱銭の預金もないのに、利息を受け取ることはできないのは、至極当たり前のことでしょう。ところがオーディオの世界に入り込むと、この当たり前のことが当たり前ではなくなってしまいます。とっても不思議な世界なのです。このスピーカーを使えば、銀行預金がないのに利息だけは受け取れるんだよ、と言わんばかりなのは、どうにも貧乏性の私には理解できない処でもあるのです。私の専らの、そして最大の関心事は、レコード盤に刻まれた音を忠実に再生してくれる装置なのです。それは預金に利息など付かなくて良いけれど、元金だけは必ず守ってくれる金融機関のようなものです。

〝音斎処〟で色々なジャンルの様々な時代のレコード盤を再生していてだんだん判ってきたのは、結局はレコード盤の製作技術というか録音技術の優劣が肝心だということです。良い録音盤は良い音を再生してくれます。それは恐らくどんなプレーヤーで再生したとしても、良い音になるはずです。でもLTで再生するとそれがもっと凄いのも事実なのです。

とは言ってもやはり入り口あっての出口なのだと思うのです。元々再生されない音は、どんなに優れた出口であっても、出てこないはずです。もしも入ってもいない人が出口から現れたとしたら、そこには何らかのトリックがあるはずで、もはや忠実度を欠いていると私には思えるのです。そんなわけで私はこの入り口に徹底的にこだわってみようと思っているわけなのです。

ここでやっと問いに戻れます。「LTでなければならない理由」は、50年後、100年後も残り続けるメディア・フォーマットとしてのレコード盤を、その時にそれがつくられた時とほぼ同じに再現できる可能性があるのはLTしかない、と信じているからなのです。

Twitterで「レーザーターンテーブル」を検索 2

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Twitterでの「高くて買えない」「安くなったら買うよ」なんて言葉(つぶやき)を真に受けてはいけない。実際に買う人というのは、そんなことを言う前に実行してしまうのだ。(やっちゃえニッサン‥‥みたいに)
全く買う気のない人たちが買えない理由をあれこれ並べて騒いでいるのだ。買える人はお金持ち、などとある種揶揄して溜飲を下げているのかもしれない。こうした製品を買う側の気持ちなど、恐らく一生掛かっても判らないだろうな〜と思ったりするのだ。しかも、そうした人たちには基本的にこのような製品の持つ本質的な可能性などに思いも至らないのだと思ってしまう。
レーザーターンテーブル(以下LT)を「高い」という人たちの基準は、恐らく、自分個人の持ち物としての判断しかないように思える。想像力が乏しいのだ。他方「高いかもしれないが価値ある製品だ」と考える人たち、私もその一人かもしれないが、そうした人の基準は、個人としての楽しみや所有する満足を超えた処に、その価値を見いだしている。

Twitterのつぶやきの中に『レーザーターンテーブルによる盤起こしがセールスポイントってどうなんだろう』というのがあったが、こうした発想しか浮かばない鑑賞能力こそ「どうなんだろう」と思うのだ。このつぶやき者にはLTだからこそ持つ固有の可能性など思いも及ばないようで、単なるレコード再生装置の一つのバリエーションとしてしか判断できないようなのだ。

LTを高く評価している角松敏生さんや浜田省吾さん等は、アーティストの中でも特別な感性を持った存在ではないかと思える。あまり知られていないが、LTを所有しているアーティスト(ミュージシャン)は以前からかなりの数存在する。一人で複数台所有しているミュージシャンも多いと聞く。にもかかわらずLTで盤起こしして新作の一環として発表したアーティストは居なかったのだ‥‥何故なんだろう?そんな問いを立ててみると面白い。

アーティストが、自身の過去の発表作品をマスターテープ以外からリイシューするという事例は、かなり画期的だと思われるかもしれない‥‥が、そのこと自体は特に画期的なことではない。よく知られるように、ビートルズのデビュー・シングル「Love Me Do」の9月4日テイクと呼ばれるものは、現在普通に聴ける音源では盤起こしされたものである。先のつぶやき者がこの事例を知った上での発言だったのかは知る由もないが、ビートルズのこの例はビートルズの発表作品の歴史的価値を考えれば非常に重要なものであり、この盤起こしの恩恵を良しとしないビートルズ・ファンなど恐らく居ないだろう。そしてそれがセールスポイントでもある。

こうした歴史的意義がある例を挙げるまでもなく、現在市販されているオールディーズの安価なCD全集などの多くは、この盤起こしが、明示されているか否かは別として、かなり一般的なのだ。

閑話休題

角松敏生さんの例がかなり画期的な点は、LTの使用を公表している点であり、同時に盤起こしも公表していることだろう。

まぁデジタル音源しか聴いてこなくって、パソコン操作すらままならない人が多いと聞く、超デジタルネイティブ世代には理解できないだろうが、磁気テープの物理的限界を迎えつつあるマスターテープの劣化というのはかなり深刻なものらしい。

この何年かの間にビートルズの全作品、LP、シングル、モノラル、ステレオ、が次々とデジタルリマスターとして発表され、ボックスセットなどで発売されて話題となった。つい最近では、映像、PV、テレビ出演、にも同様な処理がされ発表・発売されている。
「これって何故?」「なんで今頃?」と思われた方もいるだろう。「ビートルズ・ビジネスの一環だよ」「ビートルズは儲かるからな〜」「音楽業界最後の頼りはビートルズ」‥‥なんて声きこえてきそうですね。勿論そうした面もあることは事実なんでしょうけれど‥‥

でもね「もう限界なんだな〜 アナログ・テープが」って私は思ったものです。先にも言った通りもうアナログのマスターテープが限界なんです、物理的に。だから今のうちに、せめてビートルズ位は全作品デジタルリマスター化しておかないと、後世に伝えられなくなっちゃうんです(つまり、この先儲けられなくなっちゃう)‥‥そんな危機感が滲み出てると思いませんか?私には感じられて結構痛々しくって、ついつい買っちゃいます(笑)

でもね、ビートルズやストーンズやツェッペリンや‥‥といった大物は良いですよ、金掛けても元取れますからね。でも一発屋はどうするの?一発屋だって凄い曲残してるのいっぱいいますよね。でもそこまで手が回らないし、第一商売にならないんです。
勘の良い人はもう何が言いたいかが判ったと思いますが、レーザーターンテーブルの持つ能力・可能性というのは、こうした処で発揮されるんですよね。だから「レーザーターンテーブルによる盤起こしがセールスポイントって」こうした処なんですよ。(といっても、角松さんの作品がそうだとは言いませんが。)

オリジナル盤を損なわず(非接触)オリジナル盤が作られた時の空気感までも再生できるレコードプレーヤーは、残念なことに世界中探しても、いくらお金を積んでも、LTしかないんです。恐らく角松さんはそうした可能性にいち早く気づかれたんだと思います。そして実践された、数少ない行動派ミュージシャンなのだと思います。

「レコードなんて聴ければ良いんだよ、そんな高いの使って聴かなくっても」という考え方の後世のリスナーに対してさえアーティストは妥協しないんだ、って心から思える。やはり凄い人だなっと尊敬してしまいます。単なる宣伝のためにだけ言ってるんじゃないんですよね。レーザーターンテーブルが売りになるなんて全く思ってないと思いますよ、きっと‥‥でなくって、アーティストとしての衝動がLTによって揺り動かされたんだと思います。

私などはアーティストでもミュージシャンでもない、唯のオッサンですけど、明知鉄道の気動車でのレコードコンサートや〝音斎処〟を始めるきっかけは、LTの持つこうした可能性への気づきにあるので、少し、ほんの少しだけど判る気がします。

Twitterで「レーザーターンテーブル」を検索

最近ちょっとした興味があって、Twitterで「レーザーターンテーブル」を検索してみた。
その結果から、結構面白い妄想が膨らんだので‥‥

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曰く;
『価格が10分の1ぐらいになれば‥‥なんとか買えるけど』
『庶民が買える値段になったら‥‥』
『高すぎてお話にならない‥‥』
『冗談で欲しいけど、冗談で買える価格じゃない‥‥』
『高すぎるっしょ!多分大人になっても買えない‥‥』
『個人の趣味で所有するのは流石に厳しい』

一見すると至極まともな意見と思われるものが、出るは出るは‥‥

でも私にはとてもまともな意見には思えなかった。少なくとも本当に『買う気がある』人の発言とは映らなかったのだ。ネットやSNSのトレンドやキーワードが全く当てにならないのは薄々判っていたけど、これほどまでとは思わなかった。
10代20代の結構若い人たちのつぶやきが多いのだろうけど、それにしても‥‥経済や社会や趣味に関する感覚がこれほど貧弱だとは想像をしていなかった。まぁ今のネット空間というのはそういう人たちが活躍する世界だ、と言われてしまえばそれまでだが、この先どんな世の中になっていくのだろうと妄想すると、結構エグイ。

緒から買う気などなさそうな人たちが「高い高い」「買えない買えない」とつぶやく、自分で確かめもせず又聞きやネットの不確実情報を元に「良い」とか「悪い」とか評価を下す‥‥しかも大半は値段のことで、その値段もコモディティ商品との比較でしかないと思われる。なんと夢の無い世の中になってしまったんだろう。『個人の趣味で所有する』以外誰がこうした製品を個人で買うというのだろうか。『個人の趣味で所有するのは流石に厳しい、ので都民の税金を使って買いました。』ってマスゾエかっ。
因に、現在多くの公共機関や大学でレーザーターンテーブル(以下LT)を持っている所は多いのだが、それが十分に使われているという噂は余り聞かない。

こうしたつぶやきを見てて、私が一番思ったのは『なんでソニーやテクニクスが庶民でも買えるLTを発売しないんだろう?』といった素朴な疑問が一つも見当たらなかったことだ。正しい問いが立てられれば正しい解が得られると言うことは、最近の教育では教えないのだろうか。この素朴な問いは多くのことを応えてくれる。何故LTは高価なのか。何故今後も安価にならないのか。更に「LTが二度と手に入らなくなる事態」をも予測できるというのに。今入手できる最後の一台と考えれば、決して高価なものではなく、入手するためのあらゆる手段を考えるだろうに。

ごくごく単純に考えれば、LTはその機能・性能と価格の比で考えれば決して高価ではなく、むしろ安価な部類だといえる。少なくともアウディTTクーペを買う気になれば、十分おつりがくるくらい安いし、日本の道交法で考えれば、サーキットを除けばアウディTTクーペの性能を(合法的に)十分発揮できる場所など皆無であることを考慮すれば、LTの価格対性能比や購入満足度は際立っている。
自動車とターンテーブルを比較しても無意味、と非難されるかもしれないが、趣味とはそうしたものだ。
iPhoneを筆頭とするスマホとLTを比べては成らないのが趣味の世界だ。何故って今どき若者が趣味でスマホを所有していることなど金輪際無いのだから。

ということで、〝音斎処〟では巷間「高価」と噂されているLTを惜しげもなく(笑)持ち出して、その音の良さを皆さんに「無料」で楽しんでいただいております(笑)。





◇ つぶやきへの妄想返答例 ◇ 

『価格が10分の1ぐらいになれば‥‥なんとか買えるけど』
 〜 今後更に高くなることはあっても、安くなることはありません。しかも10分の1なんて絶対にあり得ません!!

『庶民が買える値段になったら‥‥』
 〜 庶民でも買えますが、庶民の定義にもよります。

『高すぎてお話にならない‥‥』
 〜 高いのは確かですが「すぎて」はどうかと思います。まぁスマホに比べれば絶対価格は高いですが。それより通信費の方が「高すぎ」だとおもいます。

『冗談で欲しいけど、冗談で買える価格じゃない‥‥』
 〜 冗談はやめて、真剣に分割購入を考えるべきです。

『高すぎるっしょ!多分大人になっても買えない‥‥』
 〜 ってことは、大人になっても車も買えないってことですか?確実に車より安いのに。だったら、現政権の経済政策に怒るべきです。

『個人の趣味で所有するのは流石に厳しい』
 〜 いやいや、あなた個人の発想の問題でしょ。趣味じゃなくLT使って新たな事業を興したら?



◇ 『なんでソニーやテクニクスが庶民でも買えるLTを発売しないんだろう?』の単純な疑問についての解 ◇ 

日本にレーザーターンテーブルの技術が紹介された時に、当時の大手オーディオメーカーはこぞってその技術の導入を見送りました。理由は経済的メリット、つまり儲け、が見込めないから。

丁度アナログ媒体がデジタル媒体へと変遷していく時代で、音楽産業にとってはCDが今後有望な技術だという判断があったからです。殊にその流れを作り推し進めていたのはソニーでしたね。だから、ソニーやテクニクスからレーザーターンテーブルが発売されなかったのです。レーザーターンテーブルの最大の特徴、それは則ち経済的なデメリット、は量産ができないということです。量産・大量販売による経済的メリットが見込めず、レコード盤の売上はCDに取って代わられることが予想されれば、誰だって手を出しませんよね。しかもその技術はまだ確立されたものでなければ尚更です。その時この技術の可能性に気づき、製造技術の確立に尽力し、製造販売にまでこぎ着けたのが(株)エルプの千葉社長だったのです。

そうなんです、レーザーターンテーブルは手作りなのです。作っている場所、工場ではなく工房といった方が良いか、を見学させていただいたことがありますが、ベルトコンベアで製品が流れてくるなんてことはなく、人が作業台を移動しながら精密部品を組み上げていくのです。なので、年間100台くらいしか製造できないのです。そんな製品が10万や20万で買える訳ないですよね。
例えは悪いですが、山からタダで採ってきた材料で作る工芸品だって、それ位の値段で売ってますよね。なので、無理なんです、今後大手オーディオメーカーが安価なレーザーターンテーブルを製造販売するなんて。特許がとかコストがとか、そんなことではないのです。もともと要素技術が無いのです。そうした事情を理解できない人には、レーザーターンテーブルの本当の良さは判らないと思いますし、世界で唯一(株)エルプが自社で製造し、直接販売している意味も判らないと思います。私はその会社が日本にあって本当に良かったと思っています。なので価値の判らないものには価格での判断しかないのだろうけど‥‥それはLTにとっても価値を知らない人にとっても不幸なことではあるけれど‥‥まぁそれはそれということで。

最近の関心事 〜 続き 〜

自分のオーディオシステムで「最短の増幅回路」をどう組むか‥‥。これを考えた時に思い当たったのが、LTのフォノ出力のことだった。

ここで今一度フォノ出力について確認すると‥‥フォノ出力とは、イコライジング用の増幅回路を通らない出力、つまりレコード盤の音溝をトレースした時に最初に得られる電気信号のことである。

LTのフォノ出力は、先述した通り、カタログ上では3.2mVと、一般的なMMカートリッジとほぼ同じ値である。ところがカタログには明記されていないが、大本はラインレベル(300mV = 0.3V)程の値であるという。元々ラインレベルの高出力を得ていながら、一般的なオーディオ製品の規格にあわせるために、わざわざ減衰させているのだという。これはモッタイナイ‥‥使わない手はない‥‥と、やっと気付いたのだ。
そんなこんなのいきさつで、わが家のレーザーターンテーブルは、今さいたま市の南浦和にある実家に里帰りしている。(改めて確認した処、LTのフォノレベルは400mV = 0.4Vだということだ。)

ついでにフォノEQの話をすると;
LTの(というかすべての製品の)フォノ出力がラインレベルになると、実は大変困った問題が起こる。今まで使っていた、或いは売られている、フォノEQ製品は、使えなくなってしまうのだ。現行製品はフォノ出力としてラインレベルの高出力を想定していないので、そのまま使うと、恐らく、壊れる。じゃァどうするのか?

解決策の一つは、LTを世界で唯一製造・販売している(株)エルプが現在開発中のフォノEQアンプを購入する;今一つは、ラインレベルの高出力を使ってフォノEQの役割を果たせる製品を探す、のどちらか(銭があれば〜ァ、両方)だろう。自作という手もないわけではないが、ハンダ鏝を握るのがやっとの私にとっては、自作は思考外である。
デモそんな都合の良い製品があるのか??
ということで辿り着いたのがコルグの製品だ。

レコード盤をアーカイブするためにDSD録音が可能なDACを探していて、たまたま出逢ったのがコルグのDS-DAC-10Rという製品だ。これがなんと機能的にも価格的にも私の希望にぴったりの製品だった。

どうもフォノEQも奥が深いらしい。この深淵にも以前からモヤモヤサマーズ的な想いがあったのだが、その燻る想いに火をつけてしまったのがM氏に紹介されたあるサイトの記事だ。

RIAA,最近では「リア」とか読むらしい、がフォノEQに関係しているということは、学生時分から知っていた。RIAAというのは「アメリカレコード協会」の略で、正しくは「Recording Industly Association of America」だそうだ。この協会が1954年に規格化したのが「RIAAカーブ」で、レコードの録音・再生用のカーブのことである。

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なんとこのカーブ私とオナイドシじゃん。
私はてっきりRIAAはすべてをカバーする、と思っていた。私の学生時代の情報なんてそんなもの。今のようにタダで情報とりまくり、なんて時代ではなく、信頼できる、使える情報は、それなりにお金や時間を使わないと得られなかったのだ。その結果が「RIAAはすべてをカバーする」という思い込みであり、BassとTrebleが何故アンプについているのかが疑問として残ったままの状態なのだ。

「時」は多くのことを解決する。還暦を過ぎた今、学生時代の思い込みや疑問を解決する時間と手段は多くなった。そんな中また調べ始めたのがフォノEQとRIAAカーブだった。

コルグの製品は、このフォノEQカーブを6種類備えている。RIAAカーブ以外に五つあるということだ。しかもこのカーブを適用する場面を選択できる。「掛け録り」と呼ばれる仕方と「後掛け」と呼ばれる仕方の二つだ。なんだか「掛け蕎麦」と「盛り蕎麦」の違いのような感じだが。「掛け録り」は文字通りフォノEQカーブのどれかをONにしてレコードを録音・モニターする、「後掛け」はフォノEQを一切使わずに録音・モニターした音を、再生する時に6種類から選んだ一つのカーブを適用するわけだ。
前者で録音すれば、好みのフォノEQカーブで再生した音が保存でき、後者で録音すればフォノEQを通さない音が保存できるため、再生の度に異なるカーブで聴くことも可能になるのだ。
思うに、レコードのアーカイブには後者が適しているといえる。将来フォノEQ機能をソフトウエアとして提供する製品が増え、優秀な製品が現れたら、アーカイブ音源を損なうことなく、最新技術の恩恵を受けられるのだ。
まぁそうした需要も徐々に出てきたんだろう。

アナログの見直しによってデジタルも活気づく‥‥どちらかがどちらかを淘汰しておしまい、という風では経済が回らなくなった、ということだろう。これからは、アナログ、デジタルそれぞれがそれぞれの特徴や長所を認めあい、巧く融合していく時代になるんだろうなぁ。そうなることを大いに期待したい。
音に関していえば、アナログ、つまり連続音にまさるものはない(とおもう)。今ハイレゾなんて呼ばれる音の技術もしょせんレコードの音質に追いつこうとしているに過ぎない。
私などはハイレゾなどというデジタルの技術も重要だが、こうした高いデジタル技術でより(というか、圧倒的に)精度の高いグルーブ(音溝)をもつレコード盤を作った方が、経済的な意味でもより効果があるように思うのだ。

その意味でコルグの製品は先進的で面白い製品だと思うし、レーザーターンテーブルと組み合わせて得られる音というのはかなり先進的なものだと思えるのだ。

〝音斎処〟では今後このような方向でのレコードコンサートも企画していきたい。

最近の関心事

レーザーターンテーブル(以降、LT)のフォノ出力のラインレベル化とフォノEQ未通過の音、というのが最近の私のもっぱらの関心事である。
とは言え、フォノEQ未通過の音は、いま里帰りしているLTが帰ってきて、実際に聴いてみないと何とも言えないことなのだ。

そこでLTのフォノ出力ラインレベル化について少し‥‥。

レコードプレーヤー(再生装置)であるLTは、当たり前のことだが、一般的な針を使ったそれと同様、レコード盤の音溝をトレースして、そこに刻まれた音の波形を再生している。針の場合は実際に針が音溝に触れてトレースしているのに対し、LTはレーザー光によってその音溝をトレースしている。トレースよりもスキャンの方が当たっている。

針は音溝に接触して、刻まれた波形に従って振動し、その振動が電気信号に変えられ、増幅されて我々の耳に届く。LTでは、レーザー光を盤面に照射し、反射光によって音溝の波形を電気信号に変換している。この二者には二つの重大な違いがある。
一つは接触しているか否か、今一つは発電している場所である。

発電と書いたのは意味のあることで、物理的な波形を電気信号に変えるには、波形をトレースする針の振動を電気信号に変換する必要がある。この変換がまさに発電なのである。これは「電磁誘導」と呼ばれ『フレミング右手の法則』で説明される。

レコード盤が発明された当初は、単純に針で得られた震動音を、大きなラッパ型のスピーカーで聴いていた。この原理は「糸電話」と全く同じである。
処がこの方式ではきこえる音量に限界がある。より大きな音を得るためには、より大きなスピーカーが必要となるが、そこには自ずと限界と制約があるわけだ。そこで考え出されたのが発電方式である。

振動を電気に換えて、その電気を増幅すればより大きな音が得られるのでは、と考えたのだろう。その発電の役割を担っているのが、一般的なレコードプレーヤーに付き物のカートリッジである。
カートリッジとは、振動体である針と発電体である磁石とコイルとが一体化された箱のようなものだ。カートリッジの基本的な構造は、発電機やマイクロフォンと同じである。つまり磁石とコイルを使って電気を作る、つまり発電するのだ。

この方式の欠点は、以前よりも大きな音量を得られる様になったものの、発電で得られる電気は微量であるため、その電気を大きくする、つまり『増幅』をしてやらなければ鳴ら(成ら)ない点だ。
カートリッジがどれ位の電気を発生させられるかというと、例えばアキュファーズのAC-5で0.24mV(1KHz 5cm/sec)とかなり微弱なものだ。デノンのDL-103で0.25mV、同じくDL-110で1.6mVである。普通のオーディオ機器(CD再生装置など)のライン出力が0.5Vから1V位の間なので、高出力型と呼ばれるカートリッジでもかなり微弱な電気しか得られないのだ。つまり、レコード盤に接触しながら、レコード盤に最も近い場所で発電しているカートリッジで得られる電気には、自ずと限界があるといえる。

他方LTでは、まずレコード盤と物理的に接触して発電をしていない。光の反射により発電をし、しかもその発電はレコード盤から離れたところで行われている。(光をどのように電気に換えているのかは、私では理解できないので、ここでは説明しないが‥‥。)その結果、カートリッジで得られる電気よりもはるかに大きな電気を得られるようなのだ。
実際LTのフォノ出力は「大本(おおもと)」では、ラインレベルの電気を得ているという。(これには、どうも鏡が関係しているように思うのだが‥‥。)

ところが製品としてのLTのフォノ出力は、カタログ上では3.2mV(1KHz 5cm/sec)である。先のDL-110の倍の出力がある。しかし、これはフォノ出力としては高い方であるが、ライン出力に比べるとケタ違いに低いのだ。なぜなんだろう。という疑問は残るが、それは後回しにする。

ここで、どうしてフォノ出力のレベルが問題になるのかを説明したい。どのような理由からフォノ出力で大きなレベルを得たいのか、である。簡単に言ってしまえば、小さなものを大きくする時には、必ずといっていいほど、歪みが生ずるからである。つまりよい音が得られないからである。

電気信号を大きくすることを増幅というのだが、この増幅は歪みとの戦いでもある。増幅は英語では「amplification」、動詞なら「amplify」で、オーディオ用語で必ず表れる「アンプ」はここから来ている。さらにオーディオの世界では、この「アンプ」は『金のかかるもの』の代名詞といっても過言ではない。なぜ金ががかかるかといえば、先に述べた「歪みとの戦い」には膨大な戦費が必要となるからだ。(湾岸戦争か?)
逆に考えれば、歪みを小さくするには、増幅回路が短ければよい‥‥結局当たり前のところに戻ってきた感がある。

〜 続く 〜

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良い音ってなんだろう

音は場所で決まる‥‥?!

当たり前のことだけど、実際に眼の当たり、じゃなく耳の当たりにすると、へ〜こんなに違うんだって感心してしまう。

オーディオ・マニアの多くは、スピーカだよスピーカー、って一刀両断的なことを言われるが‥‥
どのスピーカーで聴いても、エって驚くほどよい音がする場所がある、というのを体験してしまった。その場所が、〝音斎処〟を開催している、岩村町にある居住者のいなくなった古い民家、Y邸である。

今まで〝音斎処〟に来てくださった方々ほぼすべてが、なんでこんなによい音がするの、とか、家で聴くのとなんでこんなに違うの、とか驚かれる。プロのミュージシャンも感心してしまう音のよさなのだ。でも、いったいなんでだろう?

〝音斎処〟の数少ない写真でもお分かりいただけると思うが、ごく普通の民家である。勿論ごく普通といっても現在のではなく、昭和のころの話だが。なので今とは比べ物にならないくらい密閉性にかける。人が住んでいないので尚更、壁の隙間から外は見られるは、ガラス窓は割れているは、風が吹き抜けるどころか猫の通り道になっているほどオープンな空間なのである。
そんなオープンなのに、音は逃げていかない。
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城下の町屋に多い、軒幅が狭く奥に細長い、所謂「鰻の寝床」(鰻が実際真っ直ぐになって寝るのかどうかは知らないが)であり、それに沿って居住部分が作られている、昔ながらの作りだ。
天井は低く、六畳ほどの部屋がいくつか連なり、それぞれが襖一枚で隔てられている。
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〝音斎処〟を開催している空間は、そうした部屋が三つほど並んでいた処を、襖を取り払い畳を取り払い、応急的に板を張りつめてある様な場所だ。六畳間が手前から奥に向かって三つか四つ並んでいると想像してもらえばよい。
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そんな場所(というと叱られるが)なのに、とんでもなく音の広がりと伸びが感じられる。なんでだろう?音響に詳しい方に是非一度解説を願いたいと思っている。

〝音斎処〟で通常使っているスピーカーは、ボーズのアクティブ型のものだ。写真で分かる通り決して大きなものではない。どちらかといえば小型、元々マックとつないでディスクトップで使用するのを前提としたものだ。
ところが、これがこの場所だと良く鳴るのだ。音の伸びも良いし、バランスも結構いける。
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こちらは、今回(5月8日)初めて使ったJBLのスピーカーだ。ボーズに比べればウンと大きなものだが、駆動しているアンプは真空管で五W出るかでないかのものだ。
これも良く鳴ってくれる。当然スピーカーの特性があるので、それぞれの特徴はあるが、どちらも良い音を出してくれるのだ。JBLだから良いわけではないし、ボーズだから良いわけでもない。

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今回使ったシステムをそのままそっくり別の場所に持ち込み、同じアルバム、キース・ジャレットの「ケルンコンサート」をかけてみた。
すると、印象が全く違うのだ。個人的な感じとしては、伸びがやや少なく、薄い感じがした。何かモノたらない感じがした。いや〜こんなに違うんだ、同じスピーカーでも‥‥とちょっと驚いた。
水川撮影
ところが‥‥である。
この場所(イタリアンレストランであるが)で、オーナーの愛聴盤、1954年録音のジャズのLPをかけた途端、これがドンピシャの音で鳴り出した。この音のためにこの店を造ったんでは、と思うくらい馴染んでいて、しっとりした感じで鳴ってくれた。ジャケットを見ると、なんとモノーラル盤。とてもモノーラルとは思えない厚みのある音‥‥。
そんな音を聴いてしまうと、また悪い虫がモゾモゾと這い出してくるかもしれない。(上の写真はM氏撮影のものをお借りしました  )

ということで、今回の一端の結論は、音は場所で決まる。さらに言うなら、レコード(の録音、つまりレコード盤に刻まれた音の善し悪し)によって決まる。決してスピーカーでだけで決まってしまうわけではないのだ。勿論、レコード盤に刻まれた音を忠実に再生してくれる装置が必要ではあるけれど‥‥、といったことになる。

キース・ジャレットの誕生日

〝音斎処〟缶バッジ 新 〝音斎処〟レコードコンサート@安田邸 五月八日(日)は無事終了しました。
 今回も延べ10名ほどのレコード好きが聴きに来てくださいました。

 今回が初めてという方は、岩村の老舗酒蔵でみかけた『キース・ジャレット』『ケルンコンサート』に魅かれて、分かりづらい、説明しづらい場所を、ネットで探して‥‥、ということでした。
 今一人は、赤いトレーナーとジーパンという若々しい出で立ちがお似合いだった‥‥お話をうかがうと、私より一回り以上も年長『もう八十の方が近いですよ』とのこと。若い頃はアルバイトでNHKでレコード盤を回してましたよ、と。レコードにもオーディオにも詳しく、ジャズをこよなく愛しいるとのことでした。

 開催ごとに新しい音楽好きが少しずつ増えていく、まか不思議な経験をさせていただいています。〝音斎処〟に来られた方の何人かに、毎回「ありがとう」というお言葉をいただくのですが、基本的に自分たちの好きなことを勝手に自分たちで楽しんでいる我々にとっては、それこそとてもとても「ありがたい」お言葉です。

 次回は、六月二十五日(土)「昭和歌謡」をハイレゾでおおくりする予定です。

安価にレコードをハイレゾ化する方法

手持ちのレコードをハイレゾ化したいという考えている方は多いのではないだろうか。
巷には「一発でレコードをCDに」的な製品が色々と出回りつつある昨今、食指が動いている方もきっと多いのではないかと想像する。というのも、かくいう私もその一人だったからだ。
だが、結局その手の製品には手を出さずに過ごしてきたのには理由がある。ほとんどの製品がハイレゾには対応していなかったからだ。

ハイレゾってなにと問われれば、一般的にはCDの音質を超えた音質と応えることになるのだが、今一つ分かりにくいかもしれない。もっとざっくり言ってしまえば、アナログのレコード盤から聴こえる音に限りなく近い音ってことになる。まあ、これでも結構分かりにくいのだが‥‥。
ハイレゾについての技術的・理論的な詳細は、私などよりも丁寧に分かりやすく解説されたものがネット上には沢山あるので、ご自身で検索していただくこととして、ここでは192kHz・24bitをハイレゾの基準として、比較的安価にレコードのハイレゾ音源化を達成できる方法を、自身の経験からお伝えしてみたいと思う。

安価とはどの位かをまずはっきりしておかねばならない。なぜならオーディオの世界では「20万円」でも安価、「100万円」でも安価というようなことは当たり前にあるのだからだ。
ここでの安価は「五万円を超えない金額、できれば三万円以内」ということだ。

まずレコード盤をハイレゾ化するにあたり条件がある。というのは、ハイレゾ化とは、アナログをデジタルに変換することだからだ。
従って、
⒈コンピュータが必要
⒉レコード・プレーヤーが必要
⒊アナログをデジタルに変換する機器が必要
と、最低でもこの三種類の機器と肝心のレコード盤が必要である。
そして、コンピュータにはレコード盤を録音するのにソフト(アプリケーション)が必要なのは言うまでもない。

さて、前述した「五万円を超えない金額」でこのすべてを揃えるのは、正直無理である。
「五万円を超えない金額、できれば三万円以内」でレコードのハイレゾ化を実現するには、既にコンピュータは持っていて、レコード・プレーヤーも持っていることが前提の話となってしまう。
コンピュータは持っているが、レコード・プレーヤーを持っていないという方であれば、最近ソニーから五万円台(ソニーストア価格)でハイレゾ対応のレコード・プレーヤーが発売されたばかりなので、迷わずこちらをお勧めする。この機種は今年三月に発売以来、予約・注文が相次ぎ出荷遅延が起きるほどの人気商品となっている。

閑話休題

本題に戻り、『安価にレコードをハイレゾ化する方法』の対象者は以下のような方を念頭に置いている。
⒈それなりにレコード盤を持っている
⒉コンピュータは持っている
⒊レコード・プレーヤーも持っている
⒋今もっているものを元にレコード音源をiPodやMP3プレーヤー、ハイレゾ・プレーヤー等で持ち歩きたい・保存したい

レコードをハイレゾ化する手順は、ごく単純化すると以下のようになる。
 
レコードをプレーヤーで再生する ⇒ 再生している音をコンピュータに取り込む
言ってしまえばこれだけのことだが、ここで最も重要なのが『アナログをデジタルに変換する機器が必要』ということだ。
アナログの世界では、プレーヤーとレコーダーをコードでつないでしまえば録音ができたのだが、それはアナログ同士で電気的な遣り取りをしているだけだったからだ。コンピュータに録音するとなると電気的な遣り取りを、コンピュータで扱えるデジタルに変換してやる必要がある。デジタイズである。このデジタイズにはハードとソフトの二つの要素が必要なのだ。そして、その両者がレコードのハイレゾ化において価格的な障害となっているのである。

まず、ハードだが、これは一般的にADCとかDACとか呼ばれるものだ。ADCはAnalog-Digital-Converter(アナログ・デジタル変換器)、DACはDigital-Analog-Converter(デジタル・アナログ変換器)と呼ばれるもので、その両方の機能を持っているものも市販されている。いずれにせよ、アナログ音源を録音のためにデジタルに変換し、そのデジタル音源をスピーカーで聴くためには再度アナログに戻してやる必要がある。そのために、デジタイズ、ハイレゾ化にはこうした機器が絶対に必要なのだが、実はこれが結構高価なのだ。勿論ピンからキリまであるのだが‥‥。ここでは、どちらかというとデジタイズ初心者向けに、この変換用の機器とソフトのコスト・パーフォーマンスの高いものを紹介してみたい。

ヤマハには色々な音楽関連の製品があるが、ミキサーにも伝統的に面白い製品がある。
インターネット配信をサポートするウェブキャスティングミキサー』と銘打たれた小型のミキサーがそれで、低価格にもかかわらず192khz・24bitのハイレゾ対応USBオーディオインターフェースを備えているのだ。
私が使っているのは、
AG06という機種アマゾンで2万円以下で購入したが、これ以外にもチャンネル数は少ないが機能的に同等なより安価な機種もある。この機種はどれもAD/DA両方の変換機能を備えており、USB経由で192kHz・24bitのハイレゾ録音が可能である。この「192kHz・24bit」がUSB経由でサポートされていてこの値段は、極めて安価だと思う。
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コンピュータとこのミキサーがあれば、あとレコード・プレーヤーをミキサーにつなげばレコードのハイレゾ化の準備はホボ完了なのだ。

と、ここでアナログ・レコードやアナログ・オーディに知識のある方は、ちょっと首を傾げるかもしれませんね。
フォノ・イコライザーはどうするの?

実は、レコードのハイレゾ化に際してハードルを高くしている要素の一つに、フォノ・イコライザーの存在がある。安くても信頼できるものはこれだけで二万円くらいはするのだ。
ここでフォノ・イコライザーの役目を説明しておくと‥‥;レコード盤に刻まれた音溝(グルーブ)は、実は演奏された音そのままを溝に刻んではいない。詳しいことは自習にお任せするが‥‥、単純に言うと「低音部分を減衰し、高音部分を強調する」という処理をして溝に切っているのだ。なので、再生するときには逆の操作が必要となる。その操作をしている機器がフォノ・イコライザーだ。最近発売されるレコード・プレーヤーはこのフォノ・イコライザーを内蔵したものが多い。先に挙げたソニーの新製品もフォノ・イコライザー内蔵型である。
大雑把だがフォノ・イコライザーがなぜ必要なのかはお分かりいただけたものとして‥‥;

今回は、せっかくコンピュータを使ってのハイレゾ音源化なので、フォノ・イコライザーの役割をコンピュータ上の編集ソフトに任せることにする。
先に『コンピュータとこのミキサーがあれば、あとレコード・プレーヤーをミキサーにつなげばレコードのハイレゾ化の準備はホボ完了』と書いたが、コンピュータにはハイレゾ音源化の為の編集ソフトが必要で、この編集ソフトが結構高価だったりする。マックを買うとついてくるガレージ・バンドというソフトでも代用はできるが、これはせっかくの192khz・24bit音源の編集には対応しいないのだ。そこで、192khz・24bitのハイレゾ音源編集用に新たなソフトをインストールする必要がある。お勧めはAudacityというフリーウエア(無料のソフト)。マックにもウインドウズにもリナックスにも対応しているソフトで
こちらでダウンロード可能である。
Audacityの使い方に関しては、さほど難しい操作は必要ないので、インストール後すぐに使い始めることができるとはずである。
このAudacityの編集機能の中に「イコライゼーション」があり、そこで「RIAA」を選べば、フォノ・イコライザーがなくてもレコードの音をフォノ・イコライザーを通したのと同じように録音・再生できるのだ。
ただ一つだけ注意が必要なのは、レコード・プレーヤーからの再生音をミキサー経由でコンピュータに取り込んだだけでは、音量が極めて小さなものになる。そのため、Audacityの機能を使ってこれを「増幅」してやらなければならない。

実はフォノ・イコライザーの機能をソフトウエアに任せるという手法を、レコード音源のハイレゾ化で最初に取り上げたのには理由がある。一つは上述した通りコスト的な問題だ。今一つは、このフォノ・イコライゼイション自体の抱える闇というか謎みたいなものがある。(詳細はここでは省略するが)極めて単純化すると、一台のフォノ・イコライザーですべてのレコード盤に対応するには無理がある、ということだ。そのため、将来的なことも考慮して、フォノ・イコライザーの部分はソフトウエアに依存しておいた方が音質的にも有利になるということである。

こうしたデジタイズにあたっての手順や操作方法などは、今後〝音斎処〟でのワークショップでお伝えしたいと考えている。

今回は『「手持ちの」レコード、レコード・プレーヤー、コンピュータ』にヤマハのAG06とAudacityを追加すれば、かなり安価にレコード盤のハイレゾ音源化が可能であることを理解していただけたらと思う。

こんなこと考えながら‥‥

意義

〝音斎処〟今後の予定

 本年二回目の〝音斎処〟「ビートルズ特集」は盛況のうちに終了しました。おいで頂いた皆さん、ありがとうございました。

 さて、次回以降の予定ですが…。

 来月五月は、キース・ジャレットの誕生日である八日(日)に、キース・ジャレットのケルン・コンサート(LP二枚組)を中心に、ジャズのレコード盤をいくつか聴く予定です。この日は、〝音斎処〟初の夜の部も予定しております。夜の部に関しては、また詳しくお知らせしたいと思います。

ジャケット160508

 六月は、廿五日を予定しています。が、まだ確定ではないので変更の可能性もあります。
 この回は少し趣を変えて、ハイレゾ音源を楽しんでいただこうと思います。『アナログとハイレゾが聴けるお休み処』というのが〝音斎処〟のキャッチフレーズでもあり、今までアナログ中心に、しかもワン・アーティストを中心に取り上げてきたのを、初めてハイレゾ音源に、複数アーティストでお楽しみいただこうと思います。
 内容的には、最近テレビでも結構取り上げられて、特集番組なども組まれている『昭和歌謡』を、シングル盤として発売されたものを中心に取り上げたいと思います。

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 ここからは主催側の勝手な理屈で申し訳ないのですが、シングル盤のレコードを再生しようとすると実は結構時間がかかるのです。7インチのレコード盤一枚の裏表に一曲ずつ、計二曲しか録音されていないシングル盤は、複数のアーティストを取り上げるとなると、レコード盤の交換に時間がかかりすぎ、聴かれている方に間延び感を与えてしまいます。地元の皆様から寄贈されたレコードにあるシングル盤を中心に、沢山の楽曲を、また普通テレビやラジオの番組では省略されてしまう、B面もあわせてご紹介したいと思っているので、六月の回は今までと手法を変えて、ハイレゾ音源を使ってのコンサートとしてみようと思います。

閑話休題

 ハイレゾ音源というと聞きなれないかもしれません。簡単に言ってしまうと、CDの音質より高音質、アナログ音源に近い音、と言われるものです。最近はハイレゾ音源として、CDやレコードという物理的な入れ物を使わず、ネットを使った配信・ダウンロードという形で販売されてもいます。

 〝音斎処〟ではレコード・コンサートのような活動をする一方で、実は地元の方々から寄贈された沢山のレコードを整理・保管、洗浄、保存・活用する活動もしています。いわゆるアーカイブということですが、その際にレコード盤一枚一枚をできうる限り最良の音質で保存するために、このハイレゾ化という手法を採っています。実際には、各レコードをターンテーブルで再生しながら、その再生音を録音しているわけですが、その録音というのが昔のカセットテープに録音するということではなく、コンピューター・ファイルとして保存する形で録音しているわけです。コンピューター上での録音形式(フォーマット)はいろいろあるのですが、〝音斎処〟が現在採用しているのは192kHz・24bitのPCM形式で非圧縮(AIFF)ファイルとしてアーカイブしています。

 〝音斎処〟六月の回ではこうしてアーカイブされたレコード音源を使って、昭和の歌唱曲(昭和歌謡)を取り上げようと思います。乞うご期待!!

〝音斎処〟の今後の予定です

今後の予定

このスケジュールは、株式会社エルプのレーザーターンテーブルを使用した、バイナル・レコード・コンサートの開催会です。
四月十六日・五月八日については、開催日・演目とも決定していますが、以降の〈仮〉とあるもの「未定」とあるものは演目・開催日を変更する場合があります。

このスケージュールになくとも、〝音斎処〟常設のターンテーブルを使用して、不定期にレコードをお聴きいただける場合があります。

開催日などについてのご質問は電子メールにてお願いします。
On-Site@tajimiyori.com

〝音斎処〟の反省

 岐阜県恵那市岩村町で恒例となっている「ゆかしき里 いわむら 城下町の ひなまつり」のイベントの一つ「ひなまつり城下町音楽祭」に参加した3月26日の『山下達郎 名盤・アカペラ三部作を レコードで聴く @〝音斎処〟』でしたが、当初の予想を大きく上回る、延べ四十人程の方々にお越しいただけました。

 反省点はいろいろありますが、一番の教訓はネットの「いいね」はあてにできない、です。
 ネットの「くちコミ」なんて言葉をマスコミやネットのSNSなどを巧みに使いこなす方々はよく口にしますが、あまりあてになりませんね。SNSの情報発信力なんてのは、一種の気休めみたいなものだと痛感しました。やはり一番確実なのは一対一の対人関係、人間関係です。それと実店舗に貼られたポスターや、実店舗の方々の口で宣伝してもらうことが何よりです。

 今回私もやりましたが、自分の友人・知人の中で興味を持ってくれそうな方にポスターを添えたお誘いの手紙を書く。これが一番です。わずか五人ほどにこうしたお知らせをしたら、その中のお二方がお友達を連れてやってきてくれました。そのお友達だけで十人近い参加者が…。あと、いつも行く喫茶店のマスターの紹介で見えた方が五、六人…。町内のイタリアンなお店に貼らせていただいたポスターを見て超コアなファンが…などなど。
 来ていただいた中にはコアな山下達郎ファンも何人かみえ、同じく山下達郎ファンの強力な協力者M氏と達郎コンサートのコアな話題で盛り上がってましたね〜

 空き家再生スペースなので居心地は決して良くはありません。音の響きは抜群なのですが、窓ガラスは割れてしまって入っておらず紙で塞ぎ、壁は造作が悪くなって外が見えたり、もちろん暖房といっても石油ストーブが一つだけ…そんな中で前半LP一枚半の約一時間、後半LP一枚半の約一時間ずーっと耳を傾けて下さいました。前後半の途中は寒さ対策を兼ねての休憩時間として…それでも最初から最後まで聴き続けてくださった方も何人かいらっしゃいました。
 今後回数を重ねるたびに来てくださる方が増え、それに伴って居心地も良くできるようにしていきたいのですが、まだまだ資金のメドが立たないのが現状です。

 今回もそうでしたが、今後もしばらくは参加は無料で、維持費として珈琲100円をご協力いただくという方式ですが、行く行くは幾許かの入場料を頂戴して収益をだし、空き家スペースの快適化を実現したいと思っております。

 ということで、来月は四月十六日(土)、その次は五月八日(日)に〝音斎処〟開催を予定しております。
 岩村町内のどこかで〝音斎処〟告知のポスターを見かけられましたら、是非友人・知人の方々にもお知らせくださるようにお願いします。

山下達郎・アカペラ三部作 レコード・データ

『山下達郎 名盤・アカペラ三部作を レコードで聴く @〝音斎処〟』で使用した、山下達郎さんのレコードのデータをアップします。
ファン必聴の独りアカペラ・アルバムの内容をご確認ください。

この四枚の中で、〝
ON THE STREET CORNER 3〟だけは手持ちの盤がなく、ネットでも探してみましたが見つからず、急遽無理を言って株式会社エルプの竹内さんにご相談した処、快くお手持ちの盤をお貸しいただけました。
この場を借りて心より感謝をいたします。

お借りした〝
ON THE STREET CORNER 3〟は、竹内さんが全く未開封のまま持ってられたもので、今回の〝音斎処〟での使用にあたり開封していただき、ご自身で盤のチェックをされた上、お送りいただきました。
従って、今回〝音斎処〟で〝
ON THE STREET CORNER 3〟を聴かれた方々は本当にラッキーな方々で、恐らくこのアナログ盤を二度と聴くこたはできないかも知れない程の貴重な経験をされたことと思います。


オンスト

オンスト1

オンスト2

オンスト3

この件に関するお問い合わせは、On-Site@tajimiyori.comまでお願いします。
尚、返信が遅くなったり、返信をしない場合もありますので予めご承知おきください。

〝音斎処〟ってどんなとこ?

〝音斎処〟とは

ちょと考えてみた;

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 もう一般的には死語になってしまったが〝エアチェック〟という言葉がある。Macの辞書で調べると『エアチェック air-check;放送番組を受信し録音・録画すること』とある。私がこの言葉を普通に使っていた頃はまだ、誰もが録画装置を持っていた時代ではなかったので、エアチェックといえば基本的にはFMチューナーから音楽番組を録音することだった。その少し前、高校受験の勉強をしながら聴いていたAMラジオの深夜放送で流れてくる気になる曲を、オープン形式のテープレコーダーで録音するのが、私にとってのエアチェック事始めだった。カセットテープレコーダーはまだ高額でラジカセなんてものはまだ出現してなかった時代だ。
 
 そんな時代のエアチェックと現今流行の違法ダウンロード
...この二つの行為、似て非なるものだと思うのでそのことをちょっと考えてみた。

 一見、どちらもタダで楽曲を複製して楽しむ行為であり、同じに思うかもしれないが、決定的な違いが二つほどあるように思う。一つには音の質、いま一つは取得の手間、である。

 エアチェックの場合、音源は基本的にAM或いはFMのラジオ電波である。したがって音の質は受信場所や受信装置の状態で大きく左右され、また原音(その音のソースであるレコードの音)に比べれば確実に劣っているといえる。『エアチェックで得られる音の質 < ソースの音の質』の不等式が成り立つわけだ。他方、ダウンロードで得られる音の質に関しては『ダウンロードで得られる音の質 = ソースの音の質』という等式が成り立つ。その理由は明らかで、これがデジタル技術の最大のメリットであるわけだ。この不等式、等式を少し書き変えてみると、このことの本質がもう少しわかりやすくなるかもしれない。

『エアチェックで複製として得られる音質 < 商品であるソースの音質』
『ダウンロードで複製として得られる音質 = 商品であるソースの音質』

この式から読み取れるのは、アナログとデジタルの音情報の差異であるとともに、それが販売に及ぼす要因であろう。

 エアチェックの時代、つまりアナログ時代には常に商品の方が品質が高かったわけです。それゆえ、ラジオ放送の音楽番組で音源を流すメリットがあったわけであり、エアチェックという行為が楽曲販売のプロモーションとなり得たわけだ。実際ラジオで聴いてレコードを買うというのは普通の感覚だった。そもそも、商品の方がオマケよりも品質が良くって当たり前、グリコだってオマケはあくまでもオマケであって、オマケがあるからグリコの品質が高くなるわけではない…というのが、その時代の一般的な共通知であり共通価値であったのだ。
 ダウンロードの時代、つまりデジタル時代になると商品とその複製物の間に品質の差がなくなってしまったわけだ。これは、売り手にとっては販促や物流にかかる費用が大幅削減できるメリットが得られたわけで、つまり儲けを大きくできるという目先の利益があったわけだ。ところが、そのメリットそのものがデメリットでもあり、結果として楽曲販売の低迷が起きてしまった。
 さきに書いたごとく、グリコのオマケはあくまでオマケ、という共通知が、レコードジャケットはオマケ、といった感覚を蔓延させたのかもしれない。オマケを省けばそれだけ儲かる…しかも、商品はデジタルデータで複製簡単だし、売れたら丸儲け的な感覚である。こうした売り手の感覚はすぐに買い手の感覚として現れ、やったーコピーの手間めっちゃ省ける〜的にCDの販売額にもろに影響を与える事態になってしまったと思われる。

「作り手」・「使い手」、「売り手」・「買い手」、どちらもが時間と手間をかけてこそ初めて対等な関係が築かれる。どちらかが手間を省けば対等な関係は崩れ、結果としてレベルの低い対等な関係が出現する…そんな事なのではないだろうか。

 エアチェックの時代には、流れてくる楽曲を聴きながら、自分の気に入った曲のみを録音するという行為が普通だった。つまり、自分の好きな曲を手に入れるのに随分手間をかけていたわけだ。録音することも手間であるが、そもそも番組を聴くという行為も手間である。
 今ではそんな必要はない。どこかの音楽番組で知った楽曲名を、インターネットに繋がった個人用コンピュータや個人専用持ち歩き電話装置に入力してやれば、すぐにその在りかが見つかって、自分のものにしたり或はその場で聴いたりできるのだ。だから、手間が無いとは言わないが、手間と同じくらいに思入れが少ない。その手間すら厭う御仁も少なくないと聞く。つまり音楽に思い入れなど不必要というわけだ。
「学生の頃友人からレコードも買ってないのにファンなの?」「そんなのレコード買って聴いてから言ってよ」って言われたことがあるけど、今は通用しない感覚だ。同じCD何枚も買って一度も聴かないで捨てて、握手だけしてる人がファンと呼ばれるご時世だし、そのグループのCDを何枚聴かずに捨てたかがそのグループ自身から評価され幾度も握手をしてもらえるご時世だから。

 良いとか悪いとか、どちらがあるべき姿だとか、どちらがより高尚だとかいった問題ではなく、私自身は今のあり方が好きにはなれない。

 パスカルはパンセの中で「人間は考える葦である」と言ったが(この表現は正しく無いな〜 パスカルが言った言葉を死後にまとめたのがパンセだからな〜)

 ただ、その好きになれないというのは、過去も現在も知った上での比較として好きになれない、それを選ばない、ということであって、MP3やハイレゾを知らない・経験してない還暦過ぎの年寄りとして好きになれないのではない。CDのかけ方も知らない現代の若者が、自分がやってる聴き方しか知らなくって言う好きとは同じではない …… そんなことを、今日五人目のビートルズ(の一人)と言われたジョージ・マーチンの逝去を知って、改めて考えてみた。

【注】五人目のビートルズと言われる人物は、私の知ってる限りでも三人ほど存在する(した)。スチュアート・サトクリフ、ブライアン・エプスタイン、ジョージ・マーチン、ピート・ベスト…その中の一人という意味です。

〝音斎処〟は「せんしょ」です

〝音斎処〟とは「せんしょ」です

〝音斎処〟レコード三原則

三原則

〝音斎処〟アーカイブサービスについて

アーカイブサービス

〝音斎処〟開催の場所について

〝音斎処〟場所

こんなの考えてみた...使えるか?

 〝音斎処〟のロゴをこんなのにしたいと…。 

〝音斎処〟ロゴs

 やっぱ、ちょっと変えてみた。 

〝音斎処〟缶バッジ v2
 こうしたものを説明するのって、結構無粋なんだろうけど、一応何をイメージしたかってのを…
 円形というのは勿論レコード盤を表しているけど、まぁCDでもいい訳で、最近はデジタイズしたハイレゾ音源をDVDで渡してるので、そうしたメディアを円で表して…
 次に、中ほどの黒い七角形は…レコード盤を横から見たところ、レコード盤の黒というのは、レーザーターンテーブルで再生可能な色でもある。右寄りのV字の凹みはレコード盤のグルーブ(音溝);でもって、その上の家をひっくり返したような形は、ターンテーブルについているカートリッジと針先をイメージしてる。
 その右隣の垂直線とともにこれらの線が赤いのは、レーザーターンテーブルのレーザー光をイメージしていて、五つの線を使っているのは、レーザーターンテーブルで使われているレーザー光の数とその照射位置を表している。
 まぁ、こう書くとホント説明にしかならないのだけど、もともとはレーザーターンテーブルの仕様書だとか説明書を読んでて、だんだんとイメージが湧いてきたものである。なので、レーザー光を表す赤い線は、できる限り細いものを使っている。


 FacebookとTwitterはこれを使おう! 
〝音斎処〟缶バッジ v3sb

 そんなこんなで、思いついたデザインを元に缶バッジ(私の頭の中では、カンバーバッチ;明日映画見に行くんだった)を作ろうと考えたら、いろいろ支障が出そうになった。
 そこでカンバーバッチのイメージを実寸の3.2センチに落とし込んで調整したのがこちらのヴァージョン;
 文字のポイント調整と画数の多い漢字の使用を最小限にし、赤い線がつぶれて見えなくなるのを防ぐために、やや太めに設定してみた。
 これなら3.2センチでも視認性が良くなり、怪我の功名かFacebookとTwitterのプロフィールにもぴったりになった。
 めでたしメデタシ

と思ったら…更にもう一捻りをということで;
こちらの方が、漢字の感じが柔らかくなる。

やはり、こうした作業ってポイントを指摘してくれる第三者が非常に重要だなって実感しました。

〝音斎処〟缶バッジ v3sb2



ロゴ160303

山下達郎さん、アカペラ三部作をレコードで聴く!

 いよいよ明日3月1日より、恵那市岩村町にて毎年春の恒例行事、「いわむら城下町のひなまつり」が開催されます。期間は、4月3日(日)までの一カ月余…期間中の各週末には、ひなまつりに因んだイベントが開催されます。
その中で、3月26日(土)には「城下町音楽祭」が開催され、日が落ちてからは「宵のひなまつり」があります。
詳しくはこちらをご覧ください。

 3月26日(土)の「城下町音楽祭」で城下町岩村の各所でライブイベントなどが開催されますが、〝音斎処〟もこれに参加しています。
 今回〝音斎処〟では次のようなレコードを使って、光学式ターンテーブルの『レーザーターンテーブル』を使用し、管球式のプリアンプを使った温かい音で、山下達郎さんのアカペラを楽しんでいただきます。

   場所:恵那市岩村町 安田邸〝音斎処〟
             
※ ごへい餅の「みはら」さんの裏側です。
   
日時:2016年3月26日(土)
   開場:12時30分
   開演:13時 終了:15時30分頃
   入場無料 席数は30程を予定(立ち聴き可能)


 ON THE STREET CORNER a ON THE STREET CORNER b


 ON THE STREET CORNER 1a ON THE STREET CORNER 1b


 ON THE STREET CORNER 2a ON THE STREET CORNER 2b

しばらくのご無沙汰でした

 なんと昨年(2015)の9月末に、MacのOSをアップデートしようとして、その途中にiMacが起動しなくなってしまいました。
 幸い、タイムカプセルでバックアップは取っていたので、データと使い慣れたアプリは無事だったのですが、使い慣れたiMacをどうするかで色々と試行錯誤…買い替えるまでに結構時間がかかってしまいました。
 その間MacBook Airで急場をしのいでいたのですが、なんせ容量の少ないMacBook Air故iMacに入れていたアプリとは構成が異なり、結果的にこのサイトやブログを更新できないでおりました。

 アーリ-2008の先代iMacは、アップルのサポート曰く「ビンテージですね」ということで、アップルの修理対象からは完全に外されているということ‥‥昔ならば、つまりアップルストアなど存在していなかった遠い昔、アップル専門店に持っていけば何とか直してくれたような修理でも、今やそうしたお店を探すのが大変な時代に、ユーザーの環境は良くなったのか悪くなったのか考えさせられる状況になってしまいました。
 基本的に三年くらいで買い替えることを前提にモノが作られているとしか思えないのが結構悲しいのです。

 そうは言え、これからやりたいことを考えるとMacBook Airだけでは使い勝手が悪いので、思い切って27インチのiMacを購入した次第なのです。
 新しいiMacの使い心地はというと…画面がでかい!使い勝手がいいだろうと現状で一番大きな画面にしたのだが、なんでもでかけりゃいいわけではない、と痛感した。ポインターの移動範囲が広すぎ、結構鬱陶しい。まあこんなことはそのうち慣れるんだろうから枝葉末節なんけど、一番の問題だとわかったのは、周辺機器との接続方法の変更である。ファイヤーワイヤーが使えない。

 ジョブズの時代からアップルはこうしたことを割と簡単にやってきたのだが、製品更新サイクルの長かった時代の感覚で使っている私などは、たかだか八年くらいで二つものケーブル規格が変わってしまうのが何とも情けない気がしてならない。かつてのSCSIと比べればはるかに場所をとらず軽くなったケーブル類であるが、さも周辺機器も新しいものに買い換えろ的なやり方は賛同できない。そうしなけらば商売が成り立たないのもわからないでもないのだが、やはり使い続けるということがこの世の中からう失われつつあるのは悲しいことである。今はやりの『ものづくり』っていうのはある意味嘘ではないだろうか、ともおもう。あるいは私の理解の仕方が世の中から遅れていて、ものづくりの現代の意味は「壊れやすく・すぐに捨てられるモノを作る」ということなのかもしれない。

レーザーターンテーブル名古屋試聴会

 明日7月20日は1年ぶりに名古屋で開催される株式会社エルプのレーザーターンテーブル試聴会に行ってきます。
 場所は昨年同様、名古屋の国際センタービルの五階にある和室です。12畳ほどの畳の部屋で20人くらいが試聴できる感じです。今年はどんな曲が聴けるのか楽しみですが、それよりもエルプの竹内さんに東京マンボオーケストラについて訊いてみようと思っています。きっと竹内さんならジュピターレコードに関しても何かしらの情報を持ってみえる気がしています。なんせ個人で所有するレコード盤の枚数が万を超えているレコード収集家ですし、エルプのレーザーターンテーブルを通じて音楽業界にも通じてみえるので、ネットで探すよりもきっと多くの情報が得られると思っているわけです。というわけで、明日はこのレコードと他に2枚のレコードを持って行くことにします。

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 あと二枚はレコードとしてはかなり録音状態がいい優れものだと私が思っているものです。
 レコードの価値は、普通に考えれば〝誰の〟レコードか、つまりアーティストの価値で決まるものですが、それ以外にも基準があると思うのです。その一つがいかに優れた録音であるかだと思います。アナログの醍醐味というのは、ある意味この録音の良さを感じられるかどうかにあると思うのです。CD以降のデジタル音楽というのが、いかにクリアな音質かを主眼に置いたものであるのに対し、アナログであるレコード盤においてはいかにマスターテープに忠実かに重点が置かれていたと言えます。それゆえ音の作り方がマスターテープをレコード盤にする過程、カッティングの過程、で大きく変わってしまうわけです。
 単純に言ってしまえば、現今のデジタル音楽製作では簡単に無音部分を本当に無音(つまりはデータ無し)にできてしまうので、S/N比というのはあまり考える必要がないのですが、アナログにおいては如何に無音部分でノイズを乗せないかというのが重要になると思うのです。わかりやすく言うと、CDでは曲と曲の間は完全に無音になっているのに対し、レコード盤ではノイズが乗っています。それがスクラッチ・ノイズなのかテープヒスなのか、はたまた全く違うノイズなのかは別としてです。
 で、本題に戻ると、こうしたノイズを抑えて、ダイナミックレンジを大きく取られた音というのはとても迫力のある、聴いてて心地よいものになります。この心地よさというのはCDでは決して得られないものでもあります。そうした〝良い音〟をたくさんの人に聴いて欲しいと思っています。

BBCビートルズ・ストーリ冒頭のみのダイジェスト版全12回

BBC The Beatles Story Digest


1972年頃CBCラジオで放送された番組「BBCザ・ビートルズ・ストーリー」の全12回分の冒頭部分のみのダイジェスト版です。
当時のLLカセットデッキで録音したものをデジタイズして編集しています。従って決して音質は良くありません。
今回この編集のためにYouTube等を検索してみましたが、この番組に関してまともな音源が見つかりませんでした。
結構この音源を探してみえる方も多いようなことが検索結果ではわかりました。それもあって、こうしたダイジェスト版でも少しは意味があるかな‥‥と今回編集してみました。
一応手元には全12回分の音源があるので、少しずつ編集していこうと思っています。とは言っても全回の延時間は10時間を越すので、編集といってもとっても時間がかかります。聴き通すだけでも大変ですから、いつのことになるかは今の処わかりません。興味のある方は気長にお待ち下さい。

ビートルズ・ストーリー第一回冒頭のみ

mp4にて;
ビートルズ・ストーリー第一回冒頭のみ

mp3にて;
ビートルズ・ストーリー第一回冒頭のみ

SONY TC-2890SD 解体


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レトロ or ヴィンテージ

こうしたものはさほど価値があるものではないのでヴィンテージとは言えないのかもしれない。しかし1970年代、ソニーのウォークマン発売以前、のレコード・オーディオ全盛期に活躍していたオーディオ機器であることは確かです。ここに載せた製品はどれも私自身が学生時代の1974年から1979年の間に購入し、結局捨てられないで今まで使われないままに埋もれていたものです。
退職して時間と心に余裕が出てきたので、ほっておくのももったいなくチョコチョコと再生に取り組んでいます。
そのうちに岩村の〝音斎処〟でお披露目したいと思っております。


ソニーのコンデンサー・ヘッドフォン、タンディー・ラジオシャックの2wayスピーカー、
YAMAHAのA級動作可のプリメインアンプCA-2000


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ソニーのコンデンサー・ヘッドフォンは、知り合いの方のお子さんに修理してもらいました。
とても、柔らかで透明感のある音です。
ヤマハのアンプは、筐体を洗剤でクリーニングし、内部をエアーで吹き飛ばした後、プラグやスイッチ類を接点潤滑剤で磨きました。
まだ接点の埃が残っているようで、時々スイッチング時にバリバリ音がしますが、基本的な機能は全て使えるようです。
経年変化でか左右の出力バランスが崩れているのが残念です。ただいま、本格的にオーバーホールに出すか否か思案中です。




アイワのDC駆動可能なプリメインアンプAA-16X

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このアイワのプラグに合うACケーブルを見つけるのに苦労しましたが、やっと探し出したソニーのACケーブルが使えるようで、一応復活しました。
こちらも接点や内部の清掃後エージングを重ねています。スイッチング時のバリバリは少ないのですが、やはり左右の出力バランスが崩れています。
とはいえ、モニター用のアンプとして、あるいはiPhone再生用としては十分使えます。後で出てくる、トトリオの受信機用スピーカーと相性ぴったりです。



ソニーのフォノイコライザー内蔵ポータブル・ミキサーMX-510

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電池駆動のライン、マイク、フォノミキサーというのは、昨今ではあまり入手できないものです(当たり前か)。
これはちょっとしたレコードコンサート用にレーザー・ターンテーブルとマイクの両方が使えるので重宝しそうです。
やっとこれに合いそうなACアダプターも見つかり、改造して、AC駆動も可能となりました。




デンオン(現デノン)カセットテープ・デッキ

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昔取った杵柄、ならぬ昔録りためたエアチェックのデジタイズにただいま大活躍中です。
カセット・テープ全盛時の全ての種類のテープが再生可能なので重宝しています。
これはDENONの修理部門に持ち込んで直してもらいました。




通信機メーカーだったトリオ(現ケンウッド?)の受信機用スピーカー

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終活の際に発掘されたトリオの受信機用スピーカーで、恐らく昭和43、4年の頃のものです。
LANコードで作った極細スピーカー・ケーブルを使ってアイワのアンプで鳴らすと、結構いい音を出してくれます。
音としてはラジオに近い感じかな‥‥非常に懐かしい音です。



YAMAHAのキーボード用電源アダプター

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終活時の発掘作業で見つかった、ヤマハのキーボード用のこのACアダプターが電圧・容量ともソニーのマイク・ミキサーにぴったり!!
ただし、ミキサー側の極性が内外逆だったので、自分で工作してみました。

DENONのターンテーブル二機種の違い

こちらはDENONのDP-5000F

もともとは放送局用に作られたターンテーブルを母体としているため、アームリフト機構が付いていない。その代わりに回転数の微調整用ボタンが付いている。
なぜアームリフト機能が無いかというと、DJ(ディスクジョッキー)が予め音出しをしたり、MC終了後すぐに音を立ち上げるのには直接アームを操作したほうが確実であり、早いからだそうです。
それと放送局などの現場では、余分な機能が付いているとメンテナンスが煩雑になるため、できる限りシンプルなものが向いているからでもあるようです。アームリフト機構がなんらかの理由で機能しなくなったら放送事故‥‥なんてこともありうるからですね。
なのでこの機種では静止状態から規定回転数に立ち上がるまでに確か三分の一回転くらいしかかからなかったと記憶します。ということは、予め音楽が始まる場所を音出しして、そこから三分の一回転分戻したところでアームを下ろしたままにしておけば、MC終了後スタートボタンを押して最少時間でレコードを聴かせることができるわけですね。


DP5000F


こちらは
DENONのDP-55L

もともとはDJ(ディスクジョッキー;現在のDJではないので要注意)用途に作られたターンテーブルDP-5000Fとは違い、こちらの機種は完全に民生用(家庭仕様)なのでアームリフト機構が付いています。しかもセミオートで、LIFTERのDOWNボタンを押せば自動的にアームが下がり、片面終了後にはアームがアップします。
このアームリフターに関しては、レコード盤をターンテーブルに乗せた後にボタンを押せば、あとは勝手にアームが盤上に移動してダウンし、レコード終了後にアップしてアームレストに戻ってくる、というフルオートのものもありました。

DP-55L

その他の違い

この二機種の上記以外の違いは、ターンテーブル自体の違いというより、レコードプレーヤーとしての機能の違いというべきかもしれません。
この写真からはわかりませんが、DP-5000Fにセットされているアームには針圧調整機能が付いていません。これはどういうことかというと、DP-5000Fにセットされているアーム、DENONのDA-303という型番ですが、は同じくDENONのDL-103というMCカートリッジ専用に設計されたものだからです。したがって、このアームではカートリッジを取っ替え引っ換えして音の違いを楽しむと言うことができません。これも元々は放送局向けの仕様なのだそうです。もちろんヘッドシェル(カートリッジを取り付ける筐体)もDL-103専用のものなので、オーバーハングの調整もできないわけです。

と、ここまで書いてきて、思えばめんどくさいことをやってたもんだ、と‥‥。当時はそれが当たり前だったのであまり気にもならなかったのですが、今はレーザー・ターンテーブルがあるので、針圧もオーバーハングも全く考慮する必要などありません。レコード盤と物理的に接触しないレーザー・ターンテーブルではそうしたことは全く関係がないのです。
そうそう思い出しましたが、写真でわかる通りターンテーブルのアームというのはレコード盤の外周から中心に向かってわずかにカーブを描きながら移動します。レコード盤の半径を直線で移動しないんですね。一時期リニアトラッキング方式という針が半径に沿って外周から一直線に移動する機種もありましたが、結局主流にはならなかったようです。
レーザー・ターンテーブルの場合には、外からは見えませんが、レーザーピックアップが直線移動するようです。

〝音斎処〟の現地・現場

準備前・左奥の机の上にレーザー・ターンテーブルを置きます

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準備完了・今回はモノラルをかけるということで初めてADACをプリアンプとして使用しました
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こんな看板を作っていただきました(会場前)・看板があっても通り過ぎてしまうごくごく普通の建物ですが、築100年近く経っているとのこと
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こんな看板を作っていただきました(枡形にも)・岩村に通い慣れた方にはすぐにわかる場所ですね・左の花餅が飾ってある電柱のところが老舗家具「京屋」さんです・途中息抜きに京屋家具のご主人と奥さんが代わりばんこにレコードを聴きに来てくださいました、しかもご主人は自ら入れられた珈琲の差し入れを持参で‥‥本当に有難うございました
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外の様子です@枡形前メイン会場・メイン会場は入れ替わりで沢山のグループが演奏を‥‥こちらは陽の光が柔らかく春らしい暖かさでした