〝音斎処〟

I Want A Music Using Rear Laser Audio


明知鉄道「レコード列車」無事終了

本日の「レコード列車」のセットリスト
⭐️ ⭐️ ⭐️ ⭐️ ⭐️ ⭐️
田舎のバス(78rpm:1955)曽根 史朗
若いおまわりさん(78rpm:1956)中村メイ子
ボタンとリボン(78rpm:1948)ダイナ・ショア
ロコモーション(7'-45rpm:1974 )グランド・ファンク・レイルロード
旅人よ(7'-45rpm:1966)加山雄三
夜空を仰いで(7'-45rpm:1966)加山雄三
蒼い星くず(7'-33rpm:1966)加山雄三
ブライト・ホーン(7'-33rpm:1966)加山雄三
ブラック・サンド・ビーチ(7'-45rpm:1965)加山雄三
ヴァイオレット・スカイ(7'-45rpm:1965)加山雄三
時間よ止まれ(7'-45rpm:1978)矢沢永吉
帰って来たヨッパライ(7'-45rpm:1967)ザ・フォーク・クルセイダーズ
People, Let’s Stop The War(7'-45rpm:1971)グランド・ファンク・レイルロード
⭐️ ⭐️ ⭐️ ⭐️ ⭐️ ⭐️

本日「明知鉄道まつり・レコード列車」で使用したレーザー・ターンテーブルを製造・販売する株式会社エルプの営業担当の竹内さん(バラカンモーニングを聴かれていた方にはおなじみの名前ですが)からの情報ですが、この20日の「めざましテレビ」で最近また注目されているアナログ・レコードに関する内容がオンエアされるようです。その中で株式会社エルプとレーザー・ターンテーブルについても紹介が流れるということなので、関心のある方はご覧ください。

普段朝は苦手な私ですが、できる限り早起きしようと思っております。

早起きといえば、今朝は半年ぶりで5時半に起きて、レコード列車の準備のために7時半に明智駅に到着というスケジュールをどうにかこなしました。
退職前は大体こんな時間に起きて通勤しいたのですが、最近はすっかり自堕落な生活に変わってしまっており、そっかこの季節って起きた時にはまだ外は暗いんだった、と改めて思い出した次第です。

レコード列車ですが、大盛況・満員御礼とはなりませんでしたが、恐らく昭和20年代前半生まれの方々が10人近く、それと子供連れの家族の方などがレコードをかける車両に乗車されていました。
今日かけたレコードが昭和30年代のSP盤、昭和40年代のシングル盤だったので対象年齢的にははまっていたかと思います。それなりに楽しんでいただけたこと思います。
残念なことに、その方々も岩村駅で下車されてしまい、岩村駅では若い女性二人が乗って見えましたが、乗客はグンと減ってしまいました。
そんな中かけたレコードが、フォーククルセイダーズの「帰ってきた酔っ払い」とそのB面の「ソーラン節」で‥‥これが意外に彼女らには新鮮だったのかうけてたようです。

そんなわけで「明知鉄道まつり・レコード列車」は無事終了したのですが、本当はこれは凄いことなんです。だって、鉄道の通常ダイヤで運行する列車で一般乗客を対象にしたレコード列車なんて、本当はギネスモノなんですから。前代未聞、前代未聴‥‥空前絶後とまでは言えないですが、今までそんな列車を走らせてくれた鉄道会社などないと思います。その意味で、明知鉄道の皆さんには感謝しております。

反省点、と言うより今後の糧としては:こうしたオープン形式のレコード列車というのはまだまだ機が熟していないのかも、ということです。最近一部ではアナログ・レコード(最近はヴァイナル・レコードというらしい;正確にはSPはヴァイナルではないのだが)の見直しというか再評価がなされていて、FM放送を中心に話題になっているようです。とはいえまだまだ認知度は低いので「レコード列車」の凄さの理解はまだまだです。
技術的に行って、揺れる気動車内でレコードをかけるなんて本当に凄いことなんです。それが株式会社エルプのレーザー・ターンテーブルでは可能なんです。

気動車(ジーゼルカー)と電車の違いもなかなか理解がされていない方が多いのですが‥‥今回を含めた三回目の経験から言って、恐らく新幹線を含む電車の中の方が圧倒的にレコードはかけやすいと思います。車を考えてみればすぐに理解できると思いますが、電気自動車やハイブリッド車の方が発進加速がスムーズでほとんど変速時のショックがないわけです。ところが、ジーゼル・エンジンのマニュアルのトラックなんかはエンジンの揺れや変速時のショックが大きいわけです。同じことが気動車と電車にも言えます。その意味で明知鉄道の気動車内でレコード・コンサートをすることに私なりの大きな意味があるわけです。日本一の急勾配と言われる坂道をフルパワーで駆け上る気動車のジーゼル音をものともしない大音量でレコードを聴く醍醐味は味わってみないとわかりませんヨ!!

<一旦休憩>
RapidWeaver Icon

Made in RapidWeaver