- ビートルズという名前は今ではとても有名になって、誰でも知らない人がいないほどです。
- ぼくのおばあちゃんは今年69歳ですが、ビートルズの名前を知っています。それにビートルズの歌も聴けば分かるといいます。もちろんおじいちゃんも、お母さんも知っています。
- でもビートルズがビートルズになるまでには、色々と名前を変えていて、最初からビートルズという名前だったわけではありません。
その話をする前に、ビートルズの名前の由来を話してみます。
- ビートルズを英語で書くと“Beatles”となります。そしてこの“Beatles”を算数の足し算で表すと“Beat”+“Beetle”になります。それと、グループのメンバーが四人なので英語で複数を表す“s”を付けて“Beatles”になるのです。
- “Beat”<ビート>というのは日本語でも「ビート板」とか「ロックのビート」とか使われる言葉で、「(太鼓で)続け様に打つ」とか「(拍子を)取る」と言う意味で、音楽に関係のある言葉です。
- “Beetle”<ビートル>というのは「かぶとむし」とか「甲虫(こうちゅう);堅い羽と皮で体をつつんだ昆虫」と言った意味です。フォルクスワーゲンという車はその型がかぶとむしに似ていたところから、“ビートル”という愛称で呼ばれていました。それと同じことで、ビートルズを表すのによくカブトムシが使われたり、ビートルズのことをカブトムシと呼んだりします。
- ビートルズが有名になる前の、一番最初の名前は“クオリーメン”と言いました。このグループはジョンが中学生の時に作ったグループで、そのグループにポールやジョージがつぎつぎに参加するようになったのです。だから、このクオリーメンがビートルズの原形と言ってもいいと思います。
- その後、“ビート・ボーイズ”とか“ジョニーとムーンドックス”といった名前を使っていました。そしてビートルズという名前でレコード・デビューする少し前までは“シルバー・ビートルズ”という名前でした。
- このシルバー・ビートルズは、ドイツのハンブルグまで行って演奏活動をしていました。その時のメンバーは、ビートルズのメンバーとは少し違っていました。特に、リンゴはこの頃はまだ全く他のグループでドラムを叩いていたそうです。
ハンブルグで人気がでてきた頃に、呼びやすくて覚えやすい名前として“ビートルズ”にしたのです。
ビートルズになってから、ドイツのハンブルグとイギリスのリバプールとの間を何度も行ったり来たりしながら演奏活動を続けていて、だんだん人気がでてくるようになり、ビートルズのファンの数も多くなっていったそうです。こうした活動を通じてビートルズはやっとの事でレコード・デビューをすることになります。
ビートルズがレコード・デビューするきっかけになったエピソードを一つ紹介します。
- ビートルズがライブ演奏で人気が出てきたころのある日、一人の若者が、ブラインアン・エプスタインの経営するレコード店にやってきました。そして、ブラインアン・エプスタインにビートルズというグループが演奏する“マイ・ボニー”というレコードがないかと尋ねました。
- ブラインアン・エプスタインは店中のレコードを探してみましたが、そんな名のグループのレコードはありませんでした。
- この事がきっかけとなって、ブラインアン・エプスタインはビートルズという名のグループを探しだして、その演奏を聴いてみたいと思うようになったそうです。そして、このブラインアン・エプスタインこそ、後のビートルズのマネジャーになった人物なのです。
|